今回紹介する本は『「エッセンシャル思考」最少の時間で成果を最大にする(グレッグ・マキューン著 祥伝社)』です。
本書は、以下の部構成になっています。
- エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考
- 選択-選ぶ力を取り戻す
- ノイズ-大多数のものは無価値である
- トレードオフ-何かを選ぶことは何かを捨てること
- 孤独-考えるためのスペースをつくる
- 洞察-情報の本質をつかみ取る
- 遊び-内なる子供の声を聴く
- 睡眠-1時間の目眠りが数時間の成果を生む
- 選抜-もっと厳しい基準で決める
- 目標-最終形を明確にする
- 拒否-断固として上手に断る
- キャンセル-過去の損失を切り捨てる
- 編集-余剰を削り、本質を取り出す
- 線引き-境界を決めると自由になれる
- バッファ-最悪の事態を想定する
- 削減-仕事を減らし成果を増やす
- 前進-小さな一歩を積み重ねる
- 習慣-本質的な行動を無意識化する
- 集中-「今、何が重要か」を考える
- 未来-エッセンシャル思考を生きる
- エッセンシャル思考のリーダーシップ
- 1.エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考
- 2.選択-選ぶ力を取り戻す
- 3.ノイズ-大多数のものは無価値である
- 4.トレードオフ-何かを選ぶことは何かを捨てること
- 5.孤独-考えるためのスペースをつくる
- 6.洞察-情報の本質をつかみ取る
- 7.遊び-内なる子供の声を聴く
- 8.睡眠-1時間の目眠りが数時間の成果を生む
- 9.選抜-もっと厳しい基準で決める
- 10.目標-最終形を明確にする
- 11.拒否-断固として上手に断る
- 12.キャンセル-過去の損失を切り捨てる
- 13.編集-余剰を削り、本質を取り出す
- 14.線引き-境界を決めると自由になれる
- 15.バッファ-最悪の事態を想定する
- 16.削減-仕事を減らし成果を増やす
- 17.前進-小さな一歩を積み重ねる
- 18.習慣-本質的な行動を無意識化する
- 19.集中-「今、何が重要か」を考える
- 20.未来-エッセンシャル思考を生きる
- 21.エッセンシャル思考のリーダーシップ
- 最後に
1.エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考
「エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考」では、主に以下のことが述べられています。
- エッセンシャル思考は、より多くの仕事をこなすためのものではなく、やり方を変えるためのものである。そのためには、ものの見方を大きく変えることが必要となる。
- 「やらなくて」ではなく、「やると決める」
- 「どれも大事」ではなく、「大事なものはめったにない」
- 「全部できる」ではなく、「何でもできるが、全部はやらない」
- 「何でもやらなくては」という考えをやめて、断ることを覚えたとき、本当に重要な仕事をやり遂げることが可能になる。
- エッセンシャル思考とは、「より少なく、しかしより良く」を追求する生き方。
時々やるようでは、エッセンシャル思考とは言えない。
「今、自分は正しいことに力を注いでいるのか?」と絶えず問い続けるのが、エッセンシャル思考の生き方。 - 自分の時間とエネルギーをもっと効果的に配分し、重要な仕事で最大の成果を上げるのが、エッセンシャル思考の狙い。
- エッセンシャル思考の人は、何かを取るために、何かを捨てる。そして流されない。
自分で優先順位を決めなければ、他人の言いなりになってしまう
2.選択-選ぶ力を取り戻す
「選択-選ぶ力を取り戻す」では、主に以下のことが述べられています。
- 選択は行動。与えられるものではなく、つかみ取るもの。選択肢の中から何を選ぶかは自分次第。
- 選ぶという行動を自分のものにしない限り、エッセンシャル思考は身につかない。
- エッセンシャル思考の最初の一歩は「選ぶ」ことを選ぶこと。
選ぶ能力は誰にも奪えない。ただ本人が手放してしまうだけだ。
3.ノイズ-大多数のものは無価値である
「ノイズ-大多数のものは無価値である」では、主に以下のことが述べられています。
- 努力の量が成果に比例するとは限らない。
がむしゃらに頑張るよりも「より少なく、より良く」努力した方がよい。 - 多数のチャンスは、少数のものすごく良いチャンスに遠く及ばない。
本当に重要なことにイエスと言うために、その他の全てにノーと言う。
本当に重要なことだけをとる。
エッセンシャル思考の人は、大多数のものごとが不要だと考える。
4.トレードオフ-何かを選ぶことは何かを捨てること
「トレードオフ-何かを選ぶことは何かを捨てること」では、主に以下のことが述べられています。
- トレードオフを無視すると、取り返しのつかない損失が待っている。
- 何かに「イエス」と言うことは、その他の全てに「ノー」と言うこと。
- 何かを選ぶことは、何かを捨てること。
トレードオフから目をそむけても、トレードオフから逃れることはできない
5.孤独-考えるためのスペースをつくる
「孤独-考えるためのスペースをつくる」では、主に以下のことが述べられています。
- 考えるための余裕(時間)をつくりだすことが大切。
- 集中とは単にひとつの問題を考えつづけることではなく、エッセンシャル思考における集中とは、100の問題をじっくり検討できるだけのスペースを確保すること。
- 自分の力を最大限に発揮するためには、誰にも邪魔されない環境が必要。
- 1日2時間でも1年に2週間でも毎朝5分でもいい、忙しい日常から離れ、自分だけでいられる時間を確保する。
集中するためには、集中せざるを得ない状況に自分を置くしかない
6.洞察-情報の本質をつかみ取る
「洞察-情報の本質をつかみ取る」では、主に以下のことが述べられています。
- 何をするにも、本質を見抜く目を持つことが必要。
- ノイズの中にシグナルを探し、語られないことに耳を傾ける。そして情報の本質をつかみ取る。
- ジャーナリストの目を手に入れる。
- 日記をつける
- 継続の秘訣は書き過ぎないこと。
- 2~3ヶ月毎に読み返す習慣をつける。
- 現場を見る
- 現場に足を運び、自分の目で問題を確かめて、問題の本質を知ることが出来る。
- 普通を知り、逸脱を探す
- 知識をつけることが大切。ストーリーの本質に迫るためには、その話題を深く知っておくことが不可欠。
- 「別の視点で見る」ことにより、他のジャーナリストが見落としているものを探す。
- 問題を明確にする
- 問題の本質が何かを明確にする。
- 日記をつける
7.遊び-内なる子供の声を聴く
「洞察-情報の本質をつかみ取る」では、主に以下のことが述べられています。
- 遊ぶことは人間にとって不可欠な行動。
- 遊ぶと体が健康になり、人間関係が改善され、頭が良くなり、イノベーションを起こしやすくなる。
- 遊びは、脳の柔軟性と順応性を高め、創造的にする。
- 遊びほど、脳を奮い立たせる行動は他にない。
- 遊びは、生きるために不可欠。
- 遊びが大切な理由。
- 遊びは選択肢を広げる。
- それまで気が付かなかった可能性や、思いがけないつながりに気づかせてくれる。
- 遊びはストレスを軽減してくれる。
- ストレスは生産性を下げ、好奇心や創造性の働きを弱める。
- ストレスによって、感情をつかさどる部分の働きが強くなり、認知機能をつかさどる部分の働きが弱くなり、うまく物事を考えられなくなる。
- 遊びは高度な機能を活性化する
- 脳の実行機能に良い影響を与える。
【実行機能】:
計画、優先順位づけ、スケジューリング、決断、分析など、ビジネスでの成功に不可欠なスキルを多く含む。
- 脳の実行機能に良い影響を与える。
- 遊びは選択肢を広げる。
遊びは本質を探究するのに役立つだけでなく、それ自体がどこまでも本質的である。
8.睡眠-1時間の目眠りが数時間の成果を生む
「睡眠-1時間の目眠りが数時間の成果を生む」では、主に以下のことが述べられています。
- 私たちの最大の資産は自分自身。
- 自分への投資を怠り、心と体をないがしろにすると価値を生み出すための元手がなくなってしまう。
- 自分を壊す最大の原因は睡眠不足。
- 十分な睡眠は、脳の機能を高め、問題解決力をアップさせる。
- まとまった睡眠がとれない人は、昼寝するだけもいい。
- 眠りは、私たちの能力を引き出し、短時間でよい成果が出せるようにしてくれる。
- たっぷり寝れば生産性が上がり、創造性がアップして、病気のコストが減る。
- たっぷり寝ると、洞察力が高まり、発想が広がり、より少ない時間でより良い成果を上げることが出来る。
- もう1時間寝れば、数時間分の生産性が手に入る。
- 優秀な人は良く眠る。
- 睡眠は仕事の効率を高めてくれる。
現代人の最優先課題は、優先順位づけの能力をキープすること
→睡眠不足が困るのは、そこを見極める能力が落ちて、優先順位がつけられなくなる。
9.選抜-もっと厳しい基準で決める
「選抜-もっと厳しい基準で決める」では、主に以下のことが述べられています。
- 絶対にイエスだと言い切れないなら、それはすなわちノーである。
- どうでもいいことを捨てられずにいると、本当に重要なことをする余裕がなくなる。
- 「仕方なく」ではなく、「選びたいから」選ぶ。
- 突然舞い込んできたチャンスを正しく選別するための3つのプロセス
- そのチャンスについて記述する。(どんなチャンスか記述する)
- 考慮するに値するチャンスの「最低限の基準」を3つ書き出す。
- 考慮するに値するチャンスの「理想の基準」を3つ書き出す。
※すべてを満たしているものだけが、考慮に値するチャンス。
- 「これしかない」と思える。
10.目標-最終形を明確にする
「目標-最終形を明確にする」では、主に以下のことが述べられています。
- 最初に切り捨てるべきは、やろうとしている意図にそぐわない行動。
- 本質目標を決める
- たったひとつしかできないとしたら、何をするか。
- 達成をどうやって判定するか。
11.拒否-断固として上手に断る
「拒否-断固として上手に断る」では、主に以下のことが述べられています。
- 他人からのプレッシャーに負けずに、きっぱりと断ることはエッセンシャル思考の必須のスキル
- きっぱりと上手にノーと言う。
- 上手にノーと言うコツの実例
- 判断を関係性から切り離す。
- やんわりと断る。
- トレードオフ目を向ける。
(イエスと言ったら何を失うか。) - 相手が何を売り込もうとしているか、自分はそれより何を失うのか意識して、合理的な判断をする。
- 時には相手の機嫌を損ねてもきちんと上手にノーと言う。
長期的に見れば、目先の好印象よりも、長期的な敬意の方が大切。 - あいまいなイエスはただの迷惑。
(あいまいにして結局断るくらいなら、その場ですぐに断るほうがいい)
- 上手な断り方
- とりあえず黙る
少し黙ってから自分の意見をいう。 - 代替案を出す
代替案を出して断る。 - 予定を確認して折り返します
一旦時間をおいて考えると断ることが容易になる。 - 自動返信メール
今は〇〇中で返信が出来ないので、後で折り返すと設定しておく。 - どの仕事を後回しにしますか?
- 単にノーと言うのが難しければ、トレードオフを意識させる。
- 以下のように回答して、上手に断る。
- 今抱えている仕事のどれを後回しにするか。
- この仕事引き受けると、他の仕事も抱えているので、品質が落ちる。
- 冗談めかして断る。
「絶対無理!」と言って断る 等 - 肯定を使って否定する。
喜んで引き受けるふりをして、実は断る。 - 別の人を紹介する。
僕は無理だけど、〇〇君はどうですか・・・。 等
- とりあえず黙る
- 必要なのは、もっとゆっくりイエスを言い、もっとすばやくノート言う。
12.キャンセル-過去の損失を切り捨てる
「キャンセル-過去の損失を切り捨てる」では、主に以下のことが述べられています。
- こんなに金をかけたのに今さらやめられないという思考を切り捨て、すすんで損切りをする。
- 今やっていることを試しにやめてみて、不都合があるか確かめる。不都合がなければやめてしまう。
- 不本意なことをやり続けても誰のためにもならない。
さまざまな心理的バイアスにとらわれず、きっぱりと「やめる」スキルを身につける。
13.編集-余剰を削り、本質を取り出す
「編集-余剰を削り、本質を取り出す」では、主に以下のことが述べられています。
- 編集はただ減らすだけでなく、減らしながら価値を増やす。
- やるべきことの中から、重要なことだけ実行する。
- 良くすることは、何かを削ること。不要な細部は切り捨てる。
- 編集の4原則
- 削除する。
- 決断の本質は選択肢を減らすこと。
- 余分な選択肢を断ち切れば、すんなりと決断できる。
- 凝縮する
- 凝縮の目的は、無駄を減らすこと。
- いくつもの無意味な行動をやめて、重要な行動ひとつに置き換える。
- 修正する。
- 間違いを直す。
- 仕事や行動でも自分の本質的な目標を明確にしておけば、それに合わせて行動を修正できる。
- 抑制する。
- 抑制すべきところを知っていると人生はうまくいく。
- 反射的に手を出すのをやめて、何もしないことを選ぶ。
- まずは立ち止まって、様子を見る。
- 削除する。
エッセンシャル思考で生きるということは、削除と凝縮と修正を日々の習慣にすること。
14.線引き-境界を決めると自由になれる
「線引き-境界を決めると自由になれる」では、主に以下のことが述べられています。
- 仕事とプライベートの線引きをする。
境界線を放棄してしまったら、もっと大きな代償を払うことになる。人生で最も大事なものを選べなくなる。 - 自分で線を引かなければ、自分の領域は守れない。
- エッセンシャル思考の人は、一線を引くことで、自分も時間を守り、他人からの余計な干渉を防ぐ。
- はっきりした線引きがなければ、他人はどこまで踏み込んでいいかわからず、どんどん侵略してくる。
- 時間やエネルギーを他人に奪い取られないためには、頑丈な塀を立てるしかない。
- あらかじめ譲れない線を明確に引き、不用意に入ってこられないようにしておく。
- 本人の問題は、本人に解決させる。それが自分のためでもあり、相手のためでもある。
- 自分の境界を定めなければ、他人の侵入を受けて居場所がなくなっていく。
明確な境界線を引くことで、自分の領域を好きなだけ使えるようになる。 - 他人に侵害されイラっとする出来事、いやな気持になったなどあったら、それが、自分の境界線
- 仕事を始める前にやり方を明確にし、自分が何を優先するか、何が妥協できて何ができないか、線引きして取り掛かると、仕事のやり方が正反対の人間とペアを組んでもうまくやることができる。
15.バッファ-最悪の事態を想定する
「バッファ-最悪の事態を想定する」では、主に以下のことが述べられています。
- 世の中に確実なことはない。何が起こっても慌てないように、あらかじめ備えておく。
バッファを取っておく。 - エッセンシャル思考の人は、思わぬことは起こると知っているので、あらかじめ何かが起こることを想定して予定を立てる。
万一に備えてバッファを取り、予定外のことがあってもペースを取り戻せるようにしておく。 - エッセンシャル思考の人は、いざとという時に備えて貯蓄する。
- バッファをつくるコツ
- 徹底的に準備する。
何があってもいいように、最悪の事態を想定して徹底的に準備する。 - 見積りは、1.5倍で考える。
私たちは、何をするにも当初の想定より遅れる傾向があるので、自分が見積った時間を常に1.5倍に増やして設定する。 - 不測の事態が引き起こすダメージをできるだけ緩和するために、あらかじめバッファを計画的に組み込んでおく。
- 徹底的に準備する。
16.削減-仕事を減らし成果を増やす
「削減-仕事を減らし成果を増やす」では、主に以下のことが述べられています。
- 短時間で大きな成果を上げるには、ボトルネックを探せばいい。
ボトルネックはシステムの足かせとなっている部分のことで、ボトルネックが残っていたら、全体の性能はほとんど上がらない。 - エッセンシャル思考の人は、目の前の症状に惑わされず、どこが本当の問題なのか見極めようとする。
何が妨げになっているかを特定し、もっと効果的な処置をする。
本当に必要なところに一度だけメスを入れる。 - エッセンシャル思考の場合、制約や障害を取り除く。
そのための3つのコツ- めさすことを明確にする。
目指す成果が明確でなければ、何をすべきかわからない。 - ボトルネックを特定する。
一つのひとつの行動を冷静に検証し、どこが本当の問題なのか見定める。 - 邪魔なものを取り除く
最大の障害を取り除くと、ほかのすべてがスムーズに進みはじめる。
- めさすことを明確にする。
エッセンシャル思考の人は、仕事を減らすことによってより多くを生み出す。
17.前進-小さな一歩を積み重ねる
「前進-小さな一歩を積み重ねる」では、主に以下のことが述べられています。
- 小さくはじめて、大きな成果を得る。
- 人間のモチベーションに対してもっとも効果的なのは、「前に進んでいる」という感覚。
小さくても前進しているという手応えがあれば、未来の成功を信じられ、そのまま進みつづけようという力になる。 - 小さな改善を地道に繰り返すことが、大きな変化につながる。
- 早く始め、ほんの少し準備をしておくと、よけいな苦労をしないで済む。
- 小さく始めて、日々の小さな進捗を評価する。
最初から壮大な目標をたてるよりその方がいい。 - 小さな達成を繰り返せば、目標までの道のりは楽しく満足の満ちたものになる。
18.習慣-本質的な行動を無意識化する
「習慣-本質的な行動を無意識化する」では、主に以下のことが述べられています。
- 正しい習慣を続けていれば、偉大な結果は自然とついてくる。
- 本質的な目標に向かう行動を習慣づけてしまえば、無意識のうちに目標を達成できる。
- まずひとつだけ新しい習慣を始め、それが定着したら次の習慣に取り組む。
- いったん習慣を確立すれば、今後は何の苦も無くメリットを享受し続けられる。
19.集中-「今、何が重要か」を考える
『集中-「今、何が重要か」を考える』では、主に以下のことが述べられています。
- エッセンシャル思考の人は、今ここに集中する、今この瞬間に何が大事か考える。
- 今の瞬間に集中するテクニック
- 「今、何が重要か」考える。
- 未来の頭の中に抱えない。
- 今すぐやることを決めた後、「今すぐ必要ではないが、重要なこと」をリストアップする。
- 紙に書くことは、「有用なことを忘れない」「覚えているうちに何かやらなくては」という漠然とした焦りを感じなくてすむ。
- 優先順位をつける。
- 今すぐやるべきリストができたら、優先順位の番号を振って、順番にかたずけていく。
20.未来-エッセンシャル思考を生きる
「未来-エッセンシャル思考を生きる」では、主に以下のことが述べられています。
- 「より少なく、しかしより良く」を生き方として貫く。
- 本質的な目標のために、よけいなものはそぎ落とす生き方をする。
- 自分のできる範囲で、自分らしいやり方で
- エッセンシャル思考で大切なのは「選ぶ」といいうこと。
周囲に流されず、自分自身を選択する。 - エッセンシャル思考を身につけた恩恵
- 迷わない
- TODOリストはすっきりに、自分の本当のやるべきことが見えてくる。
- 流されない
- ノーと言うことができ、他人に振り回されたり、こき使われたりしない。
- 自分で優先順位を決める。
- 日々が楽しくなる
- 自分のやるべきことが見えていると、日々の暮らしが充実し、今をもっと楽しめるようになる。
- シンプルな人生は満たされた人生で、幸福に生きるためにはシンプルであることが重要。
- 迷わない
- エッセンシャル思考の生き方は、本当に大切なことを大切にする生き方。
- エッセンシャル思考を生きることは、公開なくいきること。
- 「本当に重要なのは、何か?」を自分に問いかけ、それ以外は全て捨てる。
21.エッセンシャル思考のリーダーシップ
「エッセンシャル思考のリーダーシップ」では、主に以下のことが述べられています。
- エッセンシャル思考のマネージャーは、決して全てやろうとしない。
明確な目的を持って仕事を精選し、あらゆる業務を「より少なく、しかしより良く」の方新で実行する。
最後に
エッセンシャル思考の「より少なく、しかしより良く」という考え方には共感しました。
何もかも抱え込まず、重要なことを行うために、選択して、いま重要ででないことは捨て、大きな成果を得ることが出来るように、上手にノーとも言えるように、エッセンシャル思考のスキルを身につけこれから実践していくことが大事だと感じました。
また、遊びも睡眠も大切にしたいと思います。
エッセンシャル思考に興味のある方は、一読されたらどうでしょうか。
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