選ばれる人の100の習慣

本の書評(おすすめの本)

今回紹介する本は、「選ばれる人の100の習慣(井上 裕之著 日経BP)」です。

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選ばれる人の100の習慣 [ 井上 裕之 ]
価格:1,760円(税込、送料無料) (2026/4/4時点)


本書は、以下の6部構成になっています。

  1. 自分を整える
  2. 自分を磨く
  3. 相手の目線で動く
  4. いい関係を築く
  5. 選ばれる人になる
  6. いないと困る人になる
  • 人生は「選ばれることの連続」。
    私たちは、仕事の依頼で選ばれる、プロジェクトメンバーに選ばれるなど、誰かに選ばれながら生きている。
  • 一方で、選ぶ立場としても、無数の取捨選択をしている。
  • 「誰が」「なぜ」選ばれているのか、という本質や価値観としっかり向き合うことが必要。
    そして、そのための「考え方」「振る舞い」「習慣」を自分のものにしていくことが、「これからの時代を生き抜く力」。
  • 選ばれることは、生きるための基礎的な戦略。つまり「生存戦略」。
  • 選ばれるのは、自分の軸を持ち、他者への敬意を忘れない人。
  1. 1.自分を整える
    1. 1.自己否定をしない
    2. 2.身だしなみを整える
    3. 3.人生の主導権を人に渡さない
    4. 4.失敗を活かす
    5. 5.前進し続けるスイッチを持つ
    6. 6.「見せ方」を考える
    7. 7.予定と心に「空白」を持つ
    8. 8.パフォーマンスを安定させる
    9. 9.成長し続ける自分になる
    10. 10.不安を放置しない
    11. 11.AIにない心づかいをする
    12. 12.悩みを「人間力」の糧にする
    13. 13.「自分なり」をやめる
    14. 14.不完全さを大切にする
    15. 15.すぐ反応しない
    16. 16.人間関係の問題と向き合う
    17. 17.いつも晴れやかな気持ちでいる
  2. 2.自分を磨く
    1. 18.スキルより先に人間力を磨く
    2. 19.自分の価値は自分で決める
    3. 20.人生の目的を「ひと言」で表す
    4. 21.成長のために自分だけの習慣を持つ
    5. 22.本を読む
    6. 24.経験にお金をかける
    7. 25.やっぱり根性はあるほうがいい
    8. 26.情熱は言葉と行動で示す
    9. 27.媚びない
    10. 28.一度でいい。本気で「好きなこと」を突き詰める
    11. 29.苦労を感じないコツをみにつける
    12. 30.成長のストッパーを外す
    13. 31.本物を知る
    14. 32.悩みは自分で解決する
    15. 33.「直観」を磨き、活用する
    16. 34.名刺を簡単に配らない
    17. 35.損得を考える
    18. 36.「人のための習慣」を持つ
    19. 37.贈り物選びで大切なのは、「意味」と「ちょうどよさ」
    20. 38.タイミングも意識して贈り物をする
  3. 3.相手の目線で動く
    1. 39.感謝を行動に変える
    2. 40.悪口は言わない、悪口には反応しない
    3. 41.「ここだけの話」はしない、「ここだけの話」に同調しない
    4. 42.真面目さを大事にする
    5. 43.約束を守る
    6. 44.心地いい人になる
    7. 45.専門性を身につける
    8. 46.挨拶は自分からする
    9. 47.「おかげ」を増やす
    10. 48.360度からの評価を意識する
    11. 49.「ほめられた理由」を考える
    12. 50.感じのいい聞き上手になる
    13. 51.「最善」を惜しまない
    14. 52.利他の心を目指す
    15. 53.お礼の気持ちを手紙にしたためる
    16. 54.電話は声で気持ちを届ける
    17. 55.恥をかかせない
    18. 56.相手にとって「価値ある人」になる
  4. 4.いい関係を築く
    1. 57.尊敬の気持ちを持つ
    2. 58.「長く続く関係」を築く
    3. 59.共感力を育てる
    4. 60.信頼関係は会う前の準備で決まる
    5. 61.相手の背景を知ろうと心がける
    6. 62.相手の立場を考慮して話す
    7. 63.質問は目的とセットで考える
    8. 64.2つの問いで、初対面の人との距離を縮める
    9. 65.場に応じた振る舞いをする
    10. 66.相手の好きなものを知る
    11. 67.「知らない」「わからない」は素直に伝える
    12. 68.相手の価値観に自分の価値観を結びつける
    13. 69.誠実に言葉を伝える
    14. 70.相手の感情を察する
    15. 71.調和を優先する
    16. 72.「おすすめ」を即買いする
    17. 73.快く引き受ける
    18. 74.相手の時間を価値のあるものにする
    19. 75.「選ばれないこと」を選ぶ
    20. 76.「報いる言葉」を使う
  5. 5.選ばれる人になる
    1. 77.「仕事がしやすい人」になる
    2. 78.「受け入れる・受け止める・受け流す」を使い分ける
    3. 79.相手に合わせた質問や回答をする
    4. 80.話にユーモアを交える
    5. 81.適切な距離感を保つ
    6. 82.「話さない」ことも自己PR
    7. 83.ミスと対峙する
    8. 84.頼まれごとは、すぐに引き受けず、価値で選ぶ
    9. 85.「大切な2割」を見極める
    10. 86.「ここからどう変われるか?」と自問できるようになる
    11. 87.存在感を身につける
    12. 88.本物の存在感は、内面からにじみ出る
    13. 89.答えを急がず、まずは「聞く」に徹する
    14. 90.アドバイスは「良いて点→改善点」の順番で
    15. 91.叱るより未来を示す
  6. 6.いないと困る人になる
    1. 92.誰にでもできる誰もやらないことを率先してやり続ける
    2. 93.「わざわざ伝える」を丁寧に続ける
    3. 94.遠い理想を思い描き、身近な挑戦を積み重ねる
    4. 95.やり抜くために「選び方」「続け方」を確立する
    5. 96.アドバイスを盲信しない
    6. 97.相手のマイナス面を包む
    7. 98.「つながり」を続ける
    8. 99.ぬるま湯に長居しない
    9. 100.自分のスタイルを貫く
  7. 最後に

1.自分を整える

「自分を整える」では、主に以下のことが述べられています。

1.自己否定をしない

  • もし誰かに否定されたら、その人が自分の人生にとって本当に大切な人かどうか、考えてみる。
    たいていは、人生全体にかかわるような存在ではない。
  • 淡々とやるべきことをやって、自分の人生を充実させる、楽しむ。それでいい。

2.身だしなみを整える

  • 選ばれる人は、「誰かに会うから身だしなみを整える」のではなく、「自分を律するために整える」習慣を持っている。
  • 身だしなみは心とつながっているので、身だしなみへの配慮は、心を整える小さなスイッチになる。
  • 身だしなみで意識したい4つのポイント
    1. 清潔でシワのない服装である
    2. 手指の爪がきれいに整っている
    3. 髪型が整っている
    4. TPOをわきまえている
  • 身だしなみを整えるだけで、こころが整う。この習慣は味方になる。

3.人生の主導権を人に渡さない

  • うまくいかないことが続いたとき、選ばれる人は、外に原因を求めず、どんな出来事も「これは自分がもたらした結果だ」「自己責任である」と受け入れる。
  • 自己責任の本質は、「人生の主導権を持っているか、持っていないか」。
  • 誰かのせいにしている限り、私たちは不満と不安の袋小路から抜け出せない。
    「自分の行動次第で変えられる」と思えば、未来の選択肢が広がる。
  • 「自分で自分の人生を良くしている」、この自由に気づくと、人は真に力強くなれる。
  • 「すべては自分がもたらした結果」と受け入れる習慣は、自分の輝きを引き出して、幸せをつくる第一歩でもある。

4.失敗を活かす

  • 失敗した事実や他人からの評価をそのまま自分の価値にしてしまうと、本来もっている力を出せなくなる。
  • 失敗を成長につなげる4ステップ
    1. 「失敗した」という事実は曖昧にせず、きちんと向き合う。
    2. 「失敗(事実)」と「自分はダメな人間(感情)」を切り離し、混同しない。
    3. 失敗の理由を探る。その際は、状況を俯瞰して意味づけをする。
    4. 得た気づきを行動に落とし込み、次に活かす。
  • 特に大切なのは、”3”の「俯瞰する力」。
    感情的な自分からいったん距離を置き、上司や第三者の立場、あるいは数年後の自分など、別の視点で見つめ直すこと。
  • 大切なのは、失敗や否定的な出来事を自分を傷つける材料ではなく、未来への学びに変えること。
  • 自己否定ではなく、自分を見つ直す機会として受け入れることで、あなたの力はさらに引き出される。

5.前進し続けるスイッチを持つ

  • 選ばれる人は「すぐにスタートを切る」というシンプルな習慣を大切にして、不要に負荷がかからないようにしている。
  • すぐできること(=時間がかからないこと)であれば、その場で片づけて次のスタートがスムーズに切れるようになる。
  • 大切なのは、「とりあえず動く」こと。
    手を付けた時点で、「やらざるを得ない」気持ちが生まれ、気持ちも前に進みやすくなる。
  • 相手の判断に委ねるしかないことなら、まずは自分がボールを投げてみる。

6.「見せ方」を考える

  • 人が油断しやすい場面でも「見られていること」を意識し、丁寧に振舞うと、ほかの人にはない特別感を発することができる。
  • 選ばれる人は、「この人と仕事がしたい」と思わせる”空気”をまとっている。
  • 人は見ていないようで、実はよく見ていることを、忘れないように。

7.予定と心に「空白」を持つ

  • 本当に成果を出している人たちのスケジュールには、意外なほど余白がある。
    余白とは、想定外の出来事や大切な人との時間に柔軟に対応するための「ゆとり」。
  • 余白がないと小さなチャンスが入り込む余地がない。
    余白はちょっとした工夫で確保できる。
  • 余白を確保する2つのポイント。
    1. 月初めにカレンダーに「余白」と予定を入れる。
      • スケジュールを立てる段階で、予定を入れない時間を決めておくと、急な出来事にも動じない柔軟さが生まれる。
    2. 優先順位が低いことには応じない。
      • 本当に価値を感じる用件や人にだけ時間を使うのが、時間の質を高めるコツ。
      • 余白は、自分自身の気分を整えるためにも欠かせない。

8.パフォーマンスを安定させる

  • エネルギーが低いときに「いつも通りにやらなければ」と無理してしまうと、うまくいかないばかりか、心と体をさらに疲れさせる。
  • 選ばれる人は、自分の状態を常に冷静に把握して、そのときどきのコンディションに合った行動を選ぶ。決して無理をしない。
  • 無理をしないと選択することは、持続可能な状態を保ち、長く安定して成果を出すために欠かせない選択肢。
  • 気分や体調に波があるのは人間として自然なこと。その波に逆らわず、波をよんで動けばパフォーマンスが安定する。
  • 安定した結果を出すことは、「いつでもこの人に任せられる」と信頼を集めるための大切な条件。

9.成長し続ける自分になる

  • 選ばれる人は「自分はまだまだ未熟」「もっと成長したい」という謙虚な気持ちと、「もっと知りたい」という素直な好奇心を持っている。
  • 選ばれる人は、どんな相手とのやりとりでも、どんな瞬間でも「学び」と捉え、「捨てるものは何ひとつない」と考える。

10.不安を放置しない

  • 不安に対処する4つのステップ
    1. 自分が抱えている不安をすべて書き出す
    2. それぞれの不安の原因を見極める
    3. 本やネットを使って対処方法を探し、解決する。
    4. 対処方法がみつからないものは、先輩や専門家などに相談する。
  • 大切なのは「不安を放置しない」こと。向き合って解決することで、自分の価値がひとつ上がると捉える。

11.AIにない心づかいをする

  • 「この仕事、あなたにお願いしたい」と言われたとき、選ばれる人は感謝と熱意を込め、「ありがとうございます」と返し、仕事を終えた後は、「ほかにお役に立てることはありますか?」とたずねる。
  • 仕事は、ただ終わらせばいいというものではない。終えた後に「この人なら安心して任せられる」と思わせることが大切。
  • AIにはない、心ある振る舞いが、これからの時代に信頼され、選ばれるための必須条件になっていく。

12.悩みを「人間力」の糧にする

  • 多くの人が日々何かに悩んでいるが、悩みは人としての厚みと深さ、つまり人間力を育ててくれるもの。
  • 悩みがあるのは、成長したいと思っている証拠。
    悩みを持てる人の方が、前に進んでいける。
  • 悩みと向き合う時間が、人間力を厚く深く育てる。
  • 悩みと真に向き合い、それを課題として乗り越えようとする人は、自分の人間力を深め、結果的「かっこよさ」を身につけていく。

13.「自分なり」をやめる

  • 自分なりに頑張っている等の「自分なり」を超えることが、選ばれるには必要。
  • 自分なりは「できる範囲で」等、自分の基準で設定していて、「普通の人」で止まってしまっている。
  • 「現状維持」から脱したいのであれば、「普通の人でいる」という選択肢をいったん捨ててみる。
  • 目指すのは、「自分なり」の枠を超え、相手の「想定以上」を形にすること。
  • 「自分なり」で人の心を動かすのは難しい。
  • まずは「いまの自分にできること」の2割増しを目指す。
  • 相手の期待以上の行動をする。自分の基準ではなく、相手が「うれしい」と思うことを木尾淳に動く。気持ちは行動に乗せて伝える。
    こうした姿勢が、自然と周囲からの信頼と評価を引き寄せていく。

14.不完全さを大切にする

  • 選ばれる人になるためには、どこかで「人間味」や「愛嬌」があるほうが、周囲の人は安心して心を開きやすくなる。
  • 心理学では「プラットフォール効果」といって、ミスや失敗をした方が、好感度が高くなる可能性がある。
  • 選ばれる人は、完璧を目指すのではなく、他者にとって「近くにいたくなる心地いい存在」であろう人。

15.すぐ反応しない

  • できそうもない仕事であっても、反応せずにひと呼吸置く。それだけで「信頼される人」になる。
  • 選ばれる人は「できるか、できないか」の判断を急がず、「まずは聞いてみよう」という余裕のある態度を示す。
  • 驚いたり、不安になったりしても、それをすぐに表に出さずに落ち着いて受け止められること。それが「余裕ある人」に見える振る舞い。
  • できないことを無理に引き受ける必要はない。
  • まずは「初めての内容で、うまくできないとご迷惑をおかけするので、ご助言いただけるとたすかります」といった謙虚で前向きな言葉を伝えると、それが信頼につながる。
  • 選ばれる人は、すぐに反応せず、「まずは相手の話を聞く」。
  • 「できない」と決めつける前に、「どうすればできるか」を考える。

16.人間関係の問題と向き合う

  • 人間関係の「嫌なこと」に直面することが誰にでもある。
  • 選ばれる人は「嫌なこと」があった時、感情を抑えこまず、まず自分に対して3つの質問をして、納得できる答えを見つけている。
  • ネガティブな状況で感情と向き合う時の3つの質問
    1. なぜその状況になったのか?
    2. 自分の考え方に間違いはなかったのか?
    3. 自分の考え方に間違いがなかったとすれば、それを受け取ってしまった相手の背景状況に何があるのか?
  • 「嫌なこと」も納得するまで向き合えば、お互いが成長できる機会となる。

17.いつも晴れやかな気持ちでいる

  • どうすれば晴れやかな気持ちを保てるのか。
    大切なのは、自分の感情を上手に「表現する」こと。
  • 人との繋がりを深める上でも、感情の表現は大切。
  • 感情表現を豊かにする3つのポイント
    1. 笑顔でいることを意識する。
    2. 喜びや楽しい気持ちは声に出して伝える。
    3. 感謝の気持ちを言葉にする。
  • 感情の使い方が上手な人は、「感じのいい人」として信頼され、選ばれる存在になる。

2.自分を磨く

「自分を磨く」では、主に以下のことが述べられています。

18.スキルより先に人間力を磨く

  • どんな優れたスキルを持っていても、「一緒に働きたい」と思ってもらえなければ選ばれない。
    人が誰かを選ぶ時に見ているのは、スキル以上に人間力。
  • AI技術が進歩している現代では、「何ができるか」以上に「誰とやるか」の価値が注目される。
  • 人間力は、「挨拶」「謙虚な姿勢」「気づかい」「学びへの意欲」で測られる。
    これができる人は「人間力が高い」と思われる。
    なかでも大切なのは、挨拶がきちんとできること。

19.自分の価値は自分で決める

  • 選ばれる人は、自分の価値観がはっきりしていて、目的も明確。
    周囲と比べず、自分がやるべきことを淡々と集中できる。
    そして自己成長を大切にする。
  • 「いま目指せる自分の最高のところはどこか?」「誰もやっていないことは何か?」という視点で、考えて目標を定め、自分の価値を決めていくのがおすすめ。
  • 自分自信が提供できるもの、できることにどれだけの価値を見出せるかが大切。
  • 他人の基準ではなく、自分理想や信念を土台にして価値を決めていくこと。

20.人生の目的を「ひと言」で表す

  • 選ばれる人は、人生の目的を明確に持っている。
    目的とは、その人の価値観を映す「自分の指針」。
    何となく動いている人には、人も仕事も寄ってこない
  • 「自分はこうなりたい」「こんな生き方をしたい」と意識している人は、その方向に向かって一所懸命取り組むから、応援され、選ばれる存在になる。
  • 目的は見つけるというより、自分でつくるもの。
    目的があると言葉も行動も変わってくる。目的のために、何をすべきかを考えるようになる。
  • 目的は「シンプルであること」。短くて深いひと言。
    どんな言葉があなたを突き動かすのか、その言葉が選ばれる人へと導いてくれる。

21.成長のために自分だけの習慣を持つ

  • 成長することで他者との違いが生まれる。選ばれる人はそう考え、自分の成長のための自分だけの習慣を大切にする。
  • 成長とは、他者と比べてどうかではなく、昨日の自分より前に進んでいるかどうか。
  • 習慣は「自分の価値観と目標に合っているか」で判断する。
  • 成長のために習慣化が必要な4要素
    1. 健康を維持する
      • 健康的な見た目、数字上の健康を維持し、食事に気を配る。
    2. 学びの時間をつくる
      • 読書するなど、学ぶための時間をつくる。
    3. 自己管理をする
      • 朝は決まった時間に起きる。身なりを整える。
    4. お金の使い方を意識する
      • 成長につながる経験にお金を使うなど、自分への投資をする。
  • 少しずつでも習慣化して、選ばれる人としての強みを伸ばしていく。

22.本を読む

  • 選ばれる人でいるためには、読書が欠かせない。
  • 読書を習慣化するための5つのポイント
    1. 「読む目的」を明確にする
      • 目的を明確にして、読んでいく。
    2. 読書術を学ぶ
      • 自分に合ったやり方が身につくと、読書は身近になる。
    3. オーディオブックを活用する。
      • すき間時間を使って耳で聞く。オーディオブックという選択肢もある。
    4. 要点サービスを利用する
      • 要点だけを読むことができる。
    5. 「わかりやすい入門書」「興味のあるテーマ」から読む
      • 本を読むのに慣れてきたら、「問いを持つ」を意識して読む。
        「この考え方、自分ならどう活かすか?」という問いを、ページの余白に書き込みながら読むと本との対話が始まる。

24.経験にお金をかける

  • 経験にお金をかけると、判断軸や感性が磨かれていく。
  • 大切なのは、いくらお金をかけるかではなく、「どんな経験から何を得たいか」という目的、
    旅行に行く際は、「どこに行くか」ではなく、「その場で何を感じ、何を得たいか」を考えて目的地を決めるとよい。
    多様な経験を重ねていくと、自分の「引き出し」が自然と増える。
  • 経験は、自分の中の判断基準や感性を育てる栄養のようなもの。
    どんなに知識があっても、実際に経験してみないとわからないこともある。
    自分の世界を広げるために、経験へ投資するという視点が大切。

25.やっぱり根性はあるほうがいい

  • 選ばれる人には、例外なく根性がある。
    言葉を変えると「そこまでやるか」とまわりを圧倒する熱意。
  • 「根性」の源は「気持ち」。どんなに優れたノウハウを持っていても、実行に移せるかどうかは気持ちの強さにかかっている。
  • 気持ちの強い人は、決めたら必ずやる覚悟を持っている。

26.情熱は言葉と行動で示す

  • 選ばれる人のもうひとつの例外なき共通点として、「情熱」がある。
    情熱とは、「心からやりたい」という思いを言葉と行動で示すこと。
    情熱は思っているだけでは伝わらない。どう伝え、どう見せるかが大切。
  • 実社会では、「ぜひ、自分にやらせてください」と言って、チャンスを自ら取りに行く人が選ばれていく。
  • 「やりたい」と明言し、一所懸命取り組む人が、チャンスをつかむ。
  • SNSでは、共感を得るために「自分の情報発信が誰のためになるか」等を考える視点が、欠かせない。自分の夢だけでなく、チームや会社、社会の価値を高めることに結びついた情熱であれば、共感を生む。
  • 選ばれる人とは、情熱を持ち、それをまわりと調和させて表現し、行動です示す人。
    熱意は信頼を生み、伝え方が共感を呼び、行動が結果を引き寄せる。

27.媚びない

  • 人が媚びるとき、その目的は「相手に気に入られること」なので、自分の意見や主張を伝えづらくなる。
  • 魅力的だと思われる人は、自分の考えを持ち、それを誠実に伝える力を持っている。
  • 実力があれば、自然と「この人と仕事がしたい」と思われ、媚びる必要などなくなる。
  • 大切なのは、自分の中に信念や軸があること。その上で相手と向き合えば、媚びずに済む。

28.一度でいい。本気で「好きなこと」を突き詰める

  • 選ばれる人は、「自分が好きなことが、まわりよりも優れていること」を目指している。
    好きなことを周囲と違うレベルになるまでやるには、最低4年以上は必死にやる必要がある。
  • 「これだけは誰にも負けない」と言えるほどの努力を好きなことに注ぎ込む。これが結果的に自分の価値をつくっていく。

29.苦労を感じないコツをみにつける

  • 選ばれる人は、普通の人が「苦労」と感じる状況と異なる視点で捉えている。
    日々直面する「大きな状況」にも、それを乗り越える意味や価値を見出している。
  • 情熱を持って何か夢中になると苦労は苦労でなくなる。
  • 苦労を感じない向き合い方の2つのコツ。
    1. 目的や情熱があれば、苦労に意味を与えられる。
      もし苦労を感じたら、「情熱がないことに取り組んでいるサイン」と捉える。
    2. 状況を課題化し、「成長の機会」として扱う。
      大変な状況を「問題」と思わず、「成長のチャンス」としてポジティブに扱う。
  • 大切なのは、「目的」と「喜び」をどれだけ明確にできるか。

30.成長のストッパーを外す

  • 人は環境からのみ影響を受けるので、できるだけ実力以上の環境に身を置く。
    専門性の高い勉強会や、一流の経営者が登壇する講演会に行ってみるなど、少し緊張するような場違いに感じるような場こそ、自分を成長させてくれる。
  • 「二流」や「本物」に触れる習慣が、自分の考え方の基準を引き上げてくれる。
  • あえて高いところに身を置く。その一歩が未来を変えていく。

31.本物を知る

  • 本物に接する機会を多く持つのは、選ばれる人にとって大切な習慣のひとつ。
    本物に接する機会が多いと、「本物を見る目」が養われる。
  • 本物とは、「社会に高く評価されているもの」を基準にしてみる。
  • 本物を見て、触れて、体験してみると、自分の中の判断基準が育っていく。
  • 本物に触れ、自分自身をそこにふさわしい存在へと整えていくことが、選ばれる人の目指すべき生き方。

32.悩みは自分で解決する

  • 悩みを漠然と抱えたまま、人に相談し、答えを急ぐと、本質的な成長が得られない。
    選ばれる人は、悩みの正体を見極め、理想を描き、丁寧に解決へ向かう。
  • 「悩み解決」の3ステップ
    1. 悩みの正体を言語化する
      「なぜ自分はこのことに悩んでいるのか?」を問い直し、感情の背景にある本質的な問題を明らかにする。
    2. 理想の解決像を思い描く
      「自分にとって理想的な解決とはどんな形か?」「周囲に不快感を与えないか?」と考え、長期的な視点で解決策を考える。
    3. 具体的に調べ、動き、報告する。
      本や人から学び、行動に移す。人から学んだときは、感謝をきちんと伝える。
      責任を持って、悩みを解決し、自分の変化を示す姿勢が信頼を呼ぶ。
  • 悩みに対して仮説を立て、必要な情報を探し、学び、人に質問して、解決をしていく。
    そうした思考のプロセスを踏む人は、人として深みが出る。

33.「直観」を磨き、活用する

  • ちょっかんには、「直感」と「直観」がある。
    • 直感:感覚的なひらめきに近いもの。「なんとなくこっちがいい」といった感覚的な判断。
    • 直観:より深い洞察や本質を見抜く力。潜在意識に蓄積された経験や知識、情報の積み重ねから自然と導かれる。
  • 「直観」は鍛えることができる。本を読む、人と話す、経験を積む、そうやって自分の中の知識の貯蔵庫を育てていくと、直感の精度も高まっていく。
  • 目的に合った情報を取り込み、それが必要なタイミングで自然と引き出される。それが直感の働き。
  • 瞬時の判断が必要な時は、直感がものを言う。
  • 潜在意識に蓄積されたものが土台になる直感も鍛えておくと、間違うリスクを減らせる。
  • 日々の生活、仕事、人間関係など、すべての中で学びを重ね、直観力を高めていく。

34.名刺を簡単に配らない

  • 名刺は「ください」と言われたとき、つまり、相手が自分に関心を持ってくれたときに渡すもの。
  • 最終的に目指したいのは、名刺がなくても相手の記憶に残る存在感や印象を身につけること。
    「この人ともっと話がしてみたい」「また会いたい」そう思われれば、自然と関係が築かれていく。
  • 本当のつながりとは、自立した人同士が、分かち合えるものを共有しながら、そこから自然と信頼や関係を深めていくこと。
  • 交流会では、目的と誠意を持って出会いを選ぶ。これが結果的に選ばれる人のスタンス。
  • 名刺は相手から求められるものに変えていくことが大切。

35.損得を考える

  • 「損得を考えられる人」のほうが最終的に選ばれる人になる。
    問題なのは、損得で働くことではなく、損得を”考えていない”こと。
  • 大事なのは「必要なければ損をしてでも与える姿勢」と「必要な時に得を取りに行く意志」の両方を持つこと。
    選ばれる人は、その判断を冷静に行ない、相手のために働きながら、結果的に自分も得をする流れをつくっていく。

36.「人のための習慣」を持つ

  • 選ばれる人は、自分のための習慣だけでなく、人に対する習慣も大切にする。
    大切なのは「伝わる気づかい」の習慣。相手に”伝わっているか”が大切。
  • 選ばれる人は、開業祝や誕生日、お中元、お歳暮等、節目を大切にして、相手の立場に立って気持ちを形にしている。
  • 気づかいは、単なる”優しさ”ではなく、相手を見ているというメッセージそのもの。
  • 気づかいの習慣は、目に見えない信頼を少しずつ積み上げていく行為でもある。
    小さな積み重ねが長い目で見て、大きな信用となって返ってくる。
  • 気づかいは”その場限り”ではなく、日常の中で、習慣として発揮されるべきもの。

37.贈り物選びで大切なのは、「意味」と「ちょうどよさ」

  • 人に贈り物をするときは、「相手にとってどうか」という視点を大切にする。
    何をあげたら喜ぶかではなく、「どんな価値観を持っている人なのか」「どう受け取ってくれるのか」というところまで想像して贈る。
  • その人にとって負担にならず、意味を持つ”ちょうどいい”贈り物が大切。
    日常会話の中に贈り物のヒントはたくさんある。
  • 大切なのは「意味があるから贈る」こと。
  • 願いや応援の気持ちが込められている。その想いを込めることが、選ばれる人の贈り方。

38.タイミングも意識して贈り物をする

  • 贈り物は何を選ぶかだけでなく、いつ贈るかという「タイミング」も大切。
  • 遅れてしまった場合も「素直さ」が鍵。「気づくのが遅れて失礼しました。気持ちばかりですが、お受け取りください。」と一言添えるだけでも誠意が伝わる。
  • 受け取った側の対応としては、お礼状に気を配る。自分が住んでいる場所の風景を描いた絵葉書を選んだりする。

3.相手の目線で動く

「相手の目線で動く」では、主に以下のことが述べられています。

39.感謝を行動に変える

  • 「いつも当たり前」がどれほどありがたいか、私たちはつい忘れがち。
  • 何も起きていない瞬間にも、今ある幸せ、今ある日常、今ある仕事、今ある「当たり前」に感謝したいもの。
  • 「感謝」を忘れると、人は横柄になり、自分中心に物事を見てしまいがち。
    それが続けば、当たり前を失うこともある。そうなる前に「いま自分は奇跡のような状況に身を置かせてもらっている」と気づくこと。

40.悪口は言わない、悪口には反応しない

  • 人の批判や悪口は、たとえ本人に伝わらないと思っても、どこかで必ず伝わると考えた方がよい。
  • 人の悪口を言えば言うほど、自分の心を傷つけ、運気を下げている。
  • マイナスな言動は自分の運気を下げる。悪口を言わない、悪口に反応しない、悪口を受け流す。その積み重ねが自分の中に徳を貯めていくことになる。
  • 選ばれる人は批判することなく、マイナスの感情を持たず、静かに自分の徳を積んでいく。

41.「ここだけの話」はしない、「ここだけの話」に同調しない

  • 人は思っている以上に「話す」生き物。口止めをしても、話は必ず他の人に伝わってしまう。
  • 「すべて誰かに伝わること」を前提にした方がリスクを避けられる。
  • 選ばれる人の基本は、常に、どの場所でも、何を言われたとしても、自分や相手、自分の関係者の価値を下げる話はしない。
  • 不平不満や悪口を「相談」という形で聞かされても、大切なのは傾聴に徹すること。同調せずに「いろいろあるよね」「そうなんだね」と受け止める。
  • 「何を言っても誰かに伝わる可能性がある」という前提に基づくこと。
  • 言葉を選ぶ力、黙っている力は信頼を生む。

42.真面目さを大事にする

  • ビジネスの現場でも、真面目な人は「選ばれる」存在として重宝される。
  • 選ばれる人の真面目さは、言ったことを実行する、有言実行の姿勢を貫くこと。
    立派なことを言っても、行動が伴わなければ信頼は得られない。
  • 選ばれる人は「真面目さ」を表面的なものとてしてではなく、自分の行動指針として持っている。
  • 「どうあるべきか」を問いながら、自分の言葉と行動を一致させ、誠実に向き合う。
    その姿勢が選ばれる力の土台になっていく。

43.約束を守る

  • 選ばれる人は、実現できない約束を避け、守れる約束に全力を尽くす。
  • 「約束を守る」とは、相手への誠意を持ち続け、相手と相手の時間を大切に思うこと。
  • 約束を守れない時は、次のように対応する。
    1. 守れないと分かった時点で、連絡する。
    2. 事情を丁寧に説明する。
    3. 代替案を提示する。
  • 約束を破る人に共通するのは、理由をいつも「他人のせい」にする。
    言い訳が続けば、いずれ信頼は確実に失われていく。約束を守ると肝に銘じる。

44.心地いい人になる

  • 「この人とまた一緒に仕事がしたい」と思われる人には、共通する”心地よさ”がある。
    それは「一緒にいて成果が出る」「同じ目標を目指して頑張れる」という手応えと信頼感。
  • 誰でも姿勢次第で「一緒にいて心地い人」になれる。
  • 心地い人になるための5つのポイント
    1. 相手の話をよく聞き、関心を持って受け止める
      「なるほど」とリアクションがあると、相手は話しやすくなる。「相談しやすい人」でいるように心がける。
    2. 聞いたことを行動に移す
      行動に移し、仕事に活かす姿勢があると、「また一緒にやりたい」と思ってもらえる。
    3. 価値観を共有する
      目指す方向や姿勢に共感できることが、心地よさにつながっていく。
    4. 些細なことでも丁寧に向き合う
      些細なことでも丁寧に向き合おうとする人は、時間をともにすること自体が安心感として価値あるものになる。
    5. 倫理観を大切にする
      倫理観の隔たりによる小さな違和感が、信頼感を損なうこともある。
  • 「一緒にいて心地いい人」は、自分の価値観だけでなく、相手が大切にしていることを理解して、一緒に目標に向かって行動ができる人。
    そういう人が自然と選ばれる。

45.専門性を身につける

  • どれだけ学んできたか、練習してきたか、本気で取り組んできたか。専門職であればなおさら、その差が仕事の質に表れる。
  • 専門性が求められる世界では、「できるかできないか」がシビアに評価され、序列がはっきり決まってしまう。
  • 50代になったときに確固たるスキルがあれば、それが人生の支えになる。

46.挨拶は自分からする

  • 心地いい挨拶をすることは、仕事ができる人の特徴のひとつ。
    挨拶は「される側」から「する側」になると、選ばれる人として一歩前に進む。
  • たったひと言の「ありがとう」や「お疲れ様」が、ご縁を生み、人間関係をより良いものにしていく。

47.「おかげ」を増やす

  • 「この人にもっと何かしてあげたい」、そんなふうに思われる人は「おかげで」「おかげ様で」といった感謝の言葉をよく使う。
  • 「おかげで」という感謝の表現には、相手を立て、敬意を示し、良好な関係を築く力がある。
  • 「おかげで」と伝える習慣は、相手から学びや気づきを引き出しやすくするという大きな利点がある。
  • 人と接する中で「おかげ」という言葉を、惜しみなく、まず使ってみる。

48.360度からの評価を意識する

  • 選ばれる人は、自分自身の評価を軸に大切にしながら、身近な人にも、周囲にも、社会にも、どこのどの場面でも評価されることを自分の中で常に考えながら行動している。
  • 身近な人からも社会的にも評価を得るには、結果を出すだけでなく、常に人当たりよく、感じよく振舞うことを心がけてみる。
  • どんな組織や環境でも「この人なら大丈夫」と信頼される、市場価値の高い存在を目指す。

49.「ほめられた理由」を考える

  • ほめられて満足すると、成長が止まってしまう。ほめられた時に理由を考え、それを次の行動に活かすと、さらに成長するチャンスをつかめる。
    「ほめられた」という事実は、必ずしも「完璧だった」という証ではない。
  • 選ばれる人は、ほめられたことをそのまま受け取るのではなく、「なぜ自分はいまの行動をほめられたのか?」ほめられた理由を分析する。
    必要であれば、「この点は評価いただけたようですが、さらに良くするためには何ができたんでしょうか?」と相手にフィードバックを求める。
  • 次のようなステップを踏むとさらに成長できる。
    • ほめられた時に成長を加速させる3ステップ
      1. ほめられた理由を考える。
      2. もっとほかにできたことはなかったかを模索する。
      3. 「さらに良くするためにはどうしたらいいでしょうか」とアドバイスを求める。
  • 叱られた時も「なぜ注意されたのか」と自分なりに改善点を考え行動に移す。
    「指摘されたことをもとに、こんな工夫を始めました」と言える人は、着実に信頼を集める。
  • 日々の仕事の評価について、「なぜそうなのか」「もっとよくするためにはどうすればいいか」という“ WHY”の視点を持って行動する人が、次に選ばれる人。

50.感じのいい聞き上手になる

  • 感じのいい人は、相手が気持ちよく話す聞き方を心得ている。
    それには4つのコツがある。
    • 相手が気持ち良くなる聞き方の4つのコツ
      1. 全肯定で話を聞く
        相手の話に「本当にそうですね」等といった言葉を挟んで、話す側に安心感を持ってもらえるようにする。
      2. 関心を持って質問する
        「なるほどそれってどんな場面ですか?」等質問を重ねていく。話している側は、「自分の話に本気で耳を傾けてくれている」と感じ、もっと伝えやすくなる。
      3. ボディランゲージも交えて聞く
        的確なタイミングでうなずいたりと、ボディランゲージも上手に使う。
      4. 深入りしすぎずに受け止める
        相手が感情的な話をしている時などは、肯定せず、「それは気になりますね」等、受け止めるだけにして聞き流す。
  • 「感じがいい人」は、話し方が上手な人というより、相手の話を丁寧に聞ける人。
    聞き上手になることが、選ばれる人の大きな要素のひとつ。

51.「最善」を惜しまない

  • 選ばれる人は「自分の負担にならないこと」よりも、「自分にできることの最善策は何か」を軸に働く。
  • 大切なのは自分なりの満足ではなく、「相手にとってどうか」といった視点。

52.利他の心を目指す

  • 選ばれる人は、人との関わりの中で「利他」の心を大切にする。
  • 利他とは相手に与えること。誰かの役に立ちたい、誰かに喜んでもらいたいと思い、その思いを行動に移すこと。
  • 利他の心を持つことが大切な3つの理由
    1. 信頼を築ける
      利他的な姿勢は、「自分の利益だけでなく、まわりのことも考えている」という印象を与える。結果として、長期的な信頼関係を築きやすくなる。
    2. 協力が得られやすい
      利他の心を持っていると、「この人のためなら働きたい」を周囲に思われる。
      組織の中でも社外でも自然に応援される人になる。
    3. 結果的に“自利”になる
      自利とは、自分の利益になること。利他の心で動いていると、巡り巡って自分に何かが返ってくる。
  • 利他の行為は、決して見返りを求めて行うものではないが、相手に与えていると自然と自分にも得られるものがある。
  • 余裕があるから人に与えられる。
  • 自分をしっかり高めてきた人は、周囲に与えられる力が備わる。

53.お礼の気持ちを手紙にしたためる

  • 贈り物をいただいたときに、お礼をするのは基本。
  • 選ばれる人は、お礼の気持ちを手紙にしたためる。
    お礼状の本質は、文章の美しさではない。心を込めて丁寧に書いているかどうか。
  • 手紙のお礼状をランクアップさせる5つのポイント
    1. 季節の植物などが描かれた便箋や封筒を選ぶ
    2. 相手が好きそうな便箋や封筒を選ぶ
    3. 万年筆や筆ペンなどで書く
    4. 地元の風景が切り取られた絵葉書を使う
    5. 地元限定の記念切手を貼る
  • こうしたひと手間が相手との距離をグッと縮める。

54.電話は声で気持ちを届ける

  • 電話には、さまざまメリットがある。
  • その人のいまの状態が、相手の反応や声のトーンから感じられる。
  • 電話は、新たなコミュニケーションをつくるきっかけになる。
  • 電話をかけるとき、もっとも大切なのは、「明るい声」。
    「この感じがいいな」と思ってもらえるかどうかは、声の表情で決まる。
  • もうひとつ大切なのは、「折り返すこと」。
    忙しく出られなかったとしても、あとで必ず折り返す習慣を持つことが、信頼を積み重ねるポイント。

55.恥をかかせない

  • 職場などで意見が分かれる場面で、選ばれる人は「そのご意見も理解できます」といった共感のひと言をまず添え、「こんな考え方もあるかもしれませんね」と提案すれば、相手を立てながら、対話を進めることができる。
    相手を立てることは、特別持ち上げることではなく、相手の意見や存在を尊重する姿勢のこと。
  • 重要なのは、「目的はたぶん一緒ですよね」と共通のゴールを確認すること。
    解決に向けての建設的な対話が可能になる。
  • 人の意見を嘲笑したり、過去の失敗を持ち出して避難することは、明らかに相手に恥をかかせる行動。

56.相手にとって「価値ある人」になる

  • 相手が自分よりも経験も豊富な人物だったりすると、心理的なハードルの高さを感じて、尻込みしてしまう。
    選ばれる人は、その一歩を踏み出す。話しかけることで得られる学びの大きさを知っている。
  • 最初のアプローチがなければ、何も始まらず、未来は聞けない。
  • 雑談と思われないために、目的を明確にし、簡潔に伝える力が必要。
    「この考え方に共感しました。今度もし10分だけでもお時間をいただけたら、学ばせていただきたいです」といったひと言には、真剣な熱意が伝わる。
  • 大切なのは、「相手にとっての価値は何か」を想像しながら、一連の行動を設計する。
    そして「また会いたい人」に近づく。
  • 自分の中にある理想の姿に近づくために、「いま自分に何が足りないか」を知る機会としてもハードルの高い相手にアプローチしてみる。

4.いい関係を築く

「いい関係を築く」では、主に以下のことが述べられています。

57.尊敬の気持ちを持つ

  • 人間関係がうまくいっているとき、そこには必ず「尊敬」の気持ちがある。
    尊敬は年齢や立場に関わらず、相手の中にある素敵なところや魅力に目を向けようとする姿勢から始まる。
  • 「こういう人のこういうところ、すごい」と思えたとき、それは尊敬の表れ。
  • 尊敬があると、相手を理解したいという姿勢が生まれ、無用な争いや摩擦が減っていく。
  • 尊敬は、関係性を育てるための潤滑油。能力だけでなく、人格や姿勢にも目を向ける。
  • 人を尊敬することに心がけると、その姿勢はあなたをより選ばれる人に近づけてくれる。

58.「長く続く関係」を築く

  • 仕事の関係が長く続くことで、本音で語れるようになり、仕事の質が上がり、信頼のネットワークも広がっていく。
  • 長くつき合える人になるための7つのポイント
    1. 「この人と一緒にいたい」と思わせる人であること
      能力よりも「気持ちで通じ合える」関係性を築くことが大切
    2. 信頼を誠実を大切にする
      小さな約束を守る、言行一致を心がける、嘘をつかない、信頼は日々の誠実から
    3. 一緒にいて「心地い人」であること
      安心して相談できる、雑談も楽しい、そんな温かさや安心感が心地よさを深める
    4. 「人の話」ができる関係を育てる
      仕事の話だけでなく、人生の節目や悩みにも寄り添える関係性を意識する
    5. 変化を受け入れ合える柔軟さを持つ
      相手の変化に気づき、成長を尊重し、自分自身も交わり続ける姿勢を忘れない
    6. 基本的な礼儀をきちんと守る
      当たり前のこと、挨拶や時間を守る、丁寧な言葉づかいを徹底して心がける。
    7. 長期的な関係を築こうという意志を持ち続ける
      目先の利益や都合で関係を終わらせず、「この人とはこれからも」と思い続ける気持ちが長く続く信頼を育む。

59.共感力を育てる

  • 誰かと深くつながるには「共感する力」が不可欠。真の共感とは相手が持つ世界に手を伸ばし、理解を深めることで初めて成立する。
  • 共感で誰かとつながるためには、日頃から次のようなことを意識しておくことが重要。
    • 伝わる共感を育む3要素
      1. 相手への興味
        相手の立場や背景に対して関心を持つこと
      2. 理解への努力
        相手の世界観に一歩踏み込んで、考えや価値観を知ろうとする姿勢
      3. 学びへの意欲
        知らない分野について学び、理解を深めること
  • こうした深いレベルで相手のことを理解し、それが伝わったとき、人は「この人は共感してくれている」と感じる。
  • 共感力は知性と経験によって育つ力、だから選ばれる人は学び続ける。

60.信頼関係は会う前の準備で決まる

  • 初対面の相手と会う。それは人間関係がスタートする大切なきっかけ。
  • 選ばれる人は、会う前から、すでに信頼関係を築く準備を始めている。
  • 信頼関係を築くために必要な準備の4ステップ
    1. 相手に関する情報を集める
      プロフィールや記事、動画等、可能な範囲で相手のことを調べる。
    2. 相手の価値観や思考パターンを読み取る
      人間の反応や言葉はその人を「潜在意識=無意識」から自然に出る。それらはその人の本当の価値観そのもの。集めた情報から、その価値観を想像して、人物画を描くようにイメージする。
    3. 相手の価値観に寄り添う質問を考える
      「どうしてこの道を選ばれたのですか?」などの問いを通して、相手が大切にしている背景や思いを引き出すようにする。
    4. 自己紹介では、相手にない自分の価値観を伝える内容を準備する
      相手の世界に新しい視点を届けるような言葉を用意する。相手が「こんな考え方もあるんですね」と刺激を受けるような、柔らかい自己紹介が効果的。
  • 準備をして会うときには”3”のような。相手が大切にしているものに寄り添った話題を準備すると自然と会話が弾む。
  • 初対面での会話は、「聞いて終える」のか「語って終える」のかを意識するのもポイント。
    年上などだと相手に気持ちよく話してもらい、最初は聞いて終えると「話しやすい」と感じてもらえる。一方対等な関係であれば、会話の最後は自分がまとめることで、「さすがだな」と印象づけることができる。

61.相手の背景を知ろうと心がける

  • 大切なのは、相手の価値観や背景を知ろうとすること。
    会話の最中に一方的に話したり、話を進めたりするのではなく、「どう思う?」と質問をして相手の考えを知り、自分との違いを認識するようにする。
  • 常に相手の価値観を確認することが大切。
  • 相手の価値観が自分をとマッチしていない場合は、相手の自尊心を尊重することを意識し、「素晴らしいですね」「そんな見方があるんですね」と相手の存在を尊重する言葉を重ねるだけで、相手は心を開いてくれて、会話が前向きに進む。

62.相手の立場を考慮して話す

  • 選ばれる人は、「相手がどう受け取るか」という視点で会話をする。
    相手の知識や立場に合わせて言葉を選ぶ。
  • 伝え方ひとつで、信頼を得ることもあれば、距離を置かれてしまうこともある。
    だから、言葉の選び方には、細やかな意識が必要。
  • リーダーや選ばれる人を目指す人にとって、「相手の立場に立って言葉を選ぶ力」は欠かせない。
  • 年齢や肩書に関係なく、常に相手の立場に立ち、相手が受け取りやすい言葉を選ぶ。
    その姿勢の積み重ねが信頼関係を得て、選ばれる人に導いてくれる。

63.質問は目的とセットで考える

  • 多くの人が「話が通じない」と感じる場面には、共通点がある。それは目的があいまいのまま話していること。
  • 目的を明確にできない原因の一つが、「質問力の不足」。良い質問は、まず自分への問い合わせから始まる。
    「この話の目的は?」「いま一番重要なポイントは?」こうした問いを持ちながら話すだけで、伝える力は格段に上がる。
  • 「目的に向かって、何を問うべきか」この問いが持てる人は、話す前からゴールが見えている。相手にも「わかりやすい」「的確だ」と受け取られる。
  • 相手への質問も大切。相手の考えを深く知ろうとする姿勢は、対話の質を高め、信頼にもつながる。

64.2つの問いで、初対面の人との距離を縮める

  • 普段接点のない人と出会いの場では「話題選び」がその後の関係性を左右する。
    選ばれる人は、こうした場面で”共通の話題”を見つけるのが早い。
    「相手への関心」が自然と会話を生み出す。
  • 初対面でも共通の話題を見つけやすい2つの問いかけ
    1. 「どんなご縁で参加されたんですか?」
      • 初対面の人同士が集まる場で役立つ質問
      • 主催者や参加者との関係性などがわかり、自分との共通点につなげやすい。
    2. 「どういったお仕事をされているんですか?」
      • ビジネスの話は「実は私もその業界に少し関りがありまして」「その仕事に興味があります。もう少し詳しく教えてください」など話しが弾みやすく、情報交換もしやすい。
  • 重要なのは、相手の”いま”に興味を持つこと。
    ビジネスの場では、仕事に関する話題を中心にした方が安全。
  • 「うまく話せない」と悩む人は、無理に話そうとせず、”聞き手”に回ることでうまくいく。
  • 共通の話題を早く見つけるために必要なのは、会話のテクニックではなく、相手に関心を持ち、尊重しながら問いかけること。するとどんな相手とも自然な会話が生まれる。

65.場に応じた振る舞いをする

  • 選ばれる人は、どんな場でもTPOをわきまえた言動ができる。
  • ビジネスの場では、場に応じた振る舞いができるかどうかが、その人の成熟度を表す。
  • 選ばれることが増えてくると、さまざまな機会に恵まれるが、そんなとき「まわりに紹介して恥ずかしくない人かどうか」は、意外と多くの人にチェックされる。
  • TPOをわきまえる6つのポイント
    1. 丁寧な言葉づかいをする
    2. 場の空気を読み取って、人との適切な距離を保つ
    3. 相手の興味に沿った質問をする
    4. 場の主役が誰なのかをわきまえる
    5. 自分の実績や立場をことさら強調しない
    6. 相手の自尊心を高める会話をする
      「いつもお世話になっています」という挨拶だけでよい
  • ポイントの中で特に注意したいのが“5“。人が集まっている場では自分を売り込みたい気持ちがあるかもしれないが、選ばれる人は「自分を過度に出さない」ことを心得ている。
    むしろ他者を引き立てる姿勢に美徳があると知っている。
  • 人前で謙虚に振る舞える人は、余裕があり、本当に信頼される。

66.相手の好きなものを知る

  • 仕事でもプライベートでも「相手の好きなものを知っておく」と心の距離が縮まる。
    相手の身につけているものや持ち物に目を向け、
    「○○が素敵ですね」+「〇〇が好きなのですか?」+「どこが好きですか?」
  • 自分の持ち物に「話のきっかけになるもの」を用意しておくのもおすすめ。
  • 大切なのは、相手の持ち物や趣味に興味を持ち、そこから共通点を見つけようとする気持ち。

67.「知らない」「わからない」は素直に伝える

  • 「知らないことを知らないと言える人」こそが、信頼され選ばれる人。
  • 「知らない」というひと言は、自分の未熟さをさらけ出すことではなく、学ぶ姿勢の表れ。
    選ばれる人は、「教えてください」「それどういう意味ですか?」と自然に聞くことができる。
  • 「知らない」と言えることは、実はあなたの信頼を高め、周囲とのつながりを深めるひとつの技術。

68.相手の価値観に自分の価値観を結びつける

  • ビジネスの現場では「相手の価値観に合うか」が常に見られている。
    選ばれた人は「価値観のすり合わせができる人」。
  • 自分の理想や目的を語るときも、それが相手や組織の目的とどう重なるかを示せる人は信頼される。
  • 特定のスキルにとらわれず、「何が求められているか」に合わせて自分を変化させていく姿勢が、長く選ばれ続ける力となる。
  • 「相手の大事にしていること(会社の理念、方針等)に自分の価値がどう結びついているか」を常に考える。

69.誠実に言葉を伝える

  • 選ばれる人は、欲ではなく、目的に従って行動する人。
  • 会話は相手に敬意を払うことが大切。
  • 「相手を理解しよう」という姿勢を忘れてはならない。

70.相手の感情を察する

  • 選ばれる人は「察する力」が高く、相手の感情の変化に敏感。
  • 感情の変化は、言葉のトーンや顔全体の表情、しぐさなどに表れる。
    「いつもとどこか違う」と、この違いに気づけることが大切。
  • 細部に意識を向ける習慣をつけ、「違い」に気づきやすい感性が磨かれる。
    その他の人の感情に関しても、察する能力が高くなる。
  • 相手が落ち込んでいる時、選ばれる人は寄り添いつつも未来や希望が持てるように声掛けする。
  • 相手が不機嫌で怒っている時は、無理に反応せず、受け流すことも大切。

71.調和を優先する

  • 自分が正しいと思っていても、正しいことは伝わらない場合が多い。
  • 理由は3つある(正しさを主張しない方がいい3つの理由)
    1. 「正しさ」はひとつではない
      自分にとって絶対正しいことでも、事情が違ったり、価値観が異なったりすると、相手にとって正しくないこともある。
    2. 「関係性」がこじれるリスクがあるから
      • 正しさや主張は「あなたは間違っている」と相手を否定することになりかねない。
      • 穏やかに話していても、相手の自尊心を傷つけ、関係性が悪くなることも。
    3. 「相手の話を聞く人」の方が信頼されやすいから
      • 「この人は自分の意見を押し付けない」と感じてもらえる人のもとには、自然と人が集まる。
      • 相手の意見を聞くことで、自分の意見を発展できる可能性がある。
  • 選ばれる人は「正しいことを言う」よりも、「うまくやる」ことを大切にする。
    「うまくやる」とは、相手の状況を知って、相手の目線に立った上で発信すること。
    「私はこう考えているのですが、いかがでしょうか?」と提案する。
  • 選ばれる人になりたい場合は、まず周囲との調和を取り、「この人に力を貸したい」と思わせる存在になること。

72.「おすすめ」を即買いする

  • 人からのおすすめは、客観的な視点が含まれている。それは自分では気づけなかった魅力や可能性を示してくれる、大切なきっかけ。
  • 「自分の意思」だけで選ぶのではなく、「人の目」を借りてみる。その姿勢が世界を拡げてくれる。
  • 何気ない「受入れる気持ち」が、人生に彩りを加えてくれることもある。
  • 選ばれる人は「人からすすめられたものを素直に受け入れる」ことで人生を豊かにする。

73.快く引き受ける

  • 自分にとって負荷のかかる仕事でも、「やってみたい」「任せてほしい」と思える瞬間は、成長のチャンス。
    選ばれる人は、この「挑戦の場」を逃さない。
  • 選ばれる人は、相手の要望にできる限り応える姿勢を持っている。「頼んでよかった」と思ってもらえる対応が、次の依頼や信頼関係につながる。
  • 断る時も代替案を提示することが大切。誠意のある断り方をする。
  • 無理にすべてを引き受けることは、長期的にマイナスになることもある。選ばれる人は「断る権利」も選択肢に入れている。

74.相手の時間を価値のあるものにする

  • 誰かに相談して、その人に時間を取ってもらう際、選ばれる人は「取った時間を価値あるものにする」よう注力する。
  • 時間は命の一部とも言える大切なものだが、「短ければいい」という話ではなく、「この人と話す時間は有意義だった」と思ってもらえるように意識することが大切。

75.「選ばれないこと」を選ぶ

  • 選ばれない結果も、一つの正しい結論で、実はそれが幸せにつながることも多くある。
  • 「断られた」と思っていることは、「自分が望まなかった関係を避けられた」と捉えることもできる。
  • 「選ばれる人になる」ときに大切なのは、そもそもそこの場所やその人に選ばれる必要があるかどうか」を考えること。
    自分はどういう状況で何に対して選ばれたいのかを明確にしておくこと。
  • 「選ばれない」ことを恐れてすべてを受け入れていると、大切な時間や力を削ってしまうこともある。
  • 特定の誰かに好かれることより、自分が選びたい人に選ばれることの方が、ずっと大切。

76.「報いる言葉」を使う

  • 選ばれる人は「ありがとうございました」と感謝の言葉で終わらせない。感謝に報いようとする。
    「報いる」とは、相手の行為や好意に対して具体的に何かを返す、行動で示すこと。
  • 具体的には感謝の後で、次なような言葉を続ける。
    • 何かお役に立てることがあったら、ぜひおっしゃってください。
    • いつでも必要な時にお声がけください。
  • 報いる言葉は「結果を出す人が使うフレーズ」。
  • 「ありがとう」のその先に、もう一歩踏み出すその一歩が、信頼を築き、あなたの価値をそっと押し上げる。

5.選ばれる人になる

「選ばれる人になる」では、主に以下のことが述べられています。

77.「仕事がしやすい人」になる

  • どんなに優秀でも「この人とは仕事がしづらい」と感じさせてしまえば、信頼関係を築くのは難しくなる。
  • 「この人とはまた一緒に仕事がしたい」と思える人には、共通する4つの特徴がある。
    • 仕事がしやすい人の4つの共通点
      1. 気持ちよく「はい」と返事ができる
      2. 自分は「何をしたらいいか」と具体的に確認してくれる
      3. 指示を素直に受け止め、修正にも前向きに対応する
      4. 感じが良く、丁寧な言葉づかいや気配りがある
    • まず大切なのは、依頼に対して「はい、喜んでやらせていただきます」と気持ちよく引き受ける。
    • 2つ目は、仕事の細かい点について「何をいつまでにしてほしいのか」具体的に確認していくれる人。
    • 3つ目は、うまくいかなかったときも素直に修正し、次に活かす努力ができるかどうかという視点
    • 4つ目は感じがいい人
  • 仕事はひとりで完結するものではない。自分かから「やりやすい関係」をつくろうとする姿勢が、次の依頼につながる。

78.「受け入れる・受け止める・受け流す」を使い分ける

  • 人と接する上での対応は、主に「受け入れる・受け止める・受け流す」、この3つ。
    この3つの言葉の使い分けは、選ばれる人になる上で非常に重要なポイント。
    3つの違いは次の通り。
    • 受け入れる
      相手の意見や価値観を自分の中に全面的に取り入れること。
      受け入れる姿勢を見せることで、深い信頼関係が生まれる。
    • 受け止める
      全てを肯定するわけではないけど、相手の立場に理解を示すこと。
    • 受け流す
      自分の価値観や考え方と大きく異なるときにそれを否定するのではなく、「ああそうなんですね」と穏やかにかわす対応。
  • 大切なのは、どれか一つに偏らないこと。
    相手の言動に対して、その都度自分の気持ちに正直になって選ぶことが大切。
  • 否定しないことも大きなポイント。

79.相手に合わせた質問や回答をする

  • 悩み相談を受けたとき、たっだ「大丈夫だよ」とだけ伝えることが、相手を一番救う場合もある。
    相手は”答え”よりも”受け止めてもらった”という感覚を欲していることが多い。
  • リーダーを目指す人は、上司に質問する場合、本当に答えがほしいことだけ質問して、答えてもらうのがいい。
    「どういう気持ちでそれを乗り越えたんですか?」という聞き方は相手の姿勢を学ぼうという気持ちが伝わり、信頼されやすくなる。

80.話にユーモアを交える

  • ユーモアには、場を和ませ、相手に安心感を与える力がある。
  • 仕事の打ち合わせでも、ちょっとした笑いやユーモアがあると、緊張が解けて相手との距離感も縮まる。
  • どうすれば選ばれる人として、ユーモアを交えて話せるようになるかのポイントは、「自己開示」と「素直さ」。自分の失敗談や苦労話を交えながら話すと親近感が生まれる。
  • 選ばれる人とは、相手の気持ちを読みながら、適切なタイミングで空気を和らげる人。
    ユーモアはその力を持っている。

81.適切な距離感を保つ

  • 大切なのは「相手が心地よく感じる距離」を意識すること。
    「放っておいても通じ合える」という距離感が、実は最高の関係性を生み出す。
  • 心地よい距離感をつかむためには、相手のペースや性格を見極める力が求められる。
  • 「誰もが周囲の人と自分との距離感を持っている」という前提で接することが、より良い関係を築く鍵となる。

82.「話さない」ことも自己PR

  • 選ばれるのは、自分から多くを語らず、相手に「もっと知りたい」と思わせる人。
    著者は初対面の場や集まりでは、たずねられるまで自分の話をほとんどしない。
  • 「押すとき」と「引くとき」を間違えないことが非常に大切。
  • まずは相手の話を聞き、相手から聞かれたら答える方が、感じがいいと受け取られる。
  • 大切なのは「その場で話すこと」と「あとから丁寧に対応すること」のバランス。
  • その人との関係性や空気を読みながら、押すべきか引くべきかを判断することが選ばれる人になる第一歩。

83.ミスと対峙する

  • 選ばれる人はミスとの向き合い方、行動の仕方が違う。
  • 自分がミスをした場合の対応ポイントは次の3つ。
    1. 「なぜ失敗したのか」を自分なりに考える
      ただ「ごめんなさい」で終わるのではなく、「ここが足りなかったか」と内省する。
      「内省できる人」は、自ら改善できるため、周囲からの信頼を集める。
    2. すぐ報告、すぐ謝罪する
      できるだけ早く、隠さず伝えること。ミスの原因を少しでも考えた上で報告すれば、報告を受けた人は事態の収拾に動きやすくなる。
    3. 落ち込んだままの人は体を動かす
      落ち込んで気持ちが沈んでいるときほど、体を動かしてみる。体を動かすと感情が上向きになる。
  • ミスをした場合の本当の責任とは、問題に向き合い、行動で示すこと。
    逃げずに改善策を講じることが「責任ある人」の態度。
  • 選ばれる人とは、自分の非を認めながらも、落ち込まず、建設的に乗り越えていける人。

84.頼まれごとは、すぐに引き受けず、価値で選ぶ

  • 頼まれたことを全て受けていたら、ただの「便利な人」になる。
    「その依頼が、自分や相手にとって本当に価値があるかどうか」を見極めることが大切。
    その上で必要な時ははっきりと断ることも誠実さ。
  • 頼まれごとこそ価値基準でしっかり選ぶべき。
  • 急な依頼が来たら返答せず、ワンクッション置き、誰からの依頼か、何を期待されているかを見極める目が大事。

85.「大切な2割」を見極める

  • 選ばれる人は、本当に大切な2割の事に集中し、それ以外の8割はたとえ損に思えてもやらない。他の人に譲っていく。自分の理想に対して整合性のある行動だけを選ぶ。
  • 目先の依頼に流されると、本物にはなれない。
  • 理想と一致しないものは最初から受けない。
  • 「何でもやる人」として周囲に認識されてしまうと、のちのち選択肢を狭める。
  • 選ばれる人は、「徹底的に考え抜いて動く」。それが基本姿勢。
  • 目指すべきたった一つのことに出会えたら、それを「本当にやるべきこと」として、極めていく。
    覚悟が選ばれる存在への近道になる。

86.「ここからどう変われるか?」と自問できるようになる

  • 人生を切り拓くために重要なのは、「ここから自分はどう変われるか?」を自問すること。
    この視点を持つことで、自分の行動や考え方を見直し、状況をプラスに変える力を養うことができる。
  • 全ての出来事に対して、前向きな解釈と行動を選びとる事で、自身の未来は大きく変わる。
  • 「どう変われるか?」という問いは人生を前進させる鍵。
  • 自分の視点や解釈を変えることは、誰にでもできる。
  • その解釈が変われば、感情や行動も変わり、人生を自分で動かすことができる。

87.存在感を身につける

  • 人との出会いの場では、まず「存在を知ってもらうこと」が大切。
    存在感は、何か目立つことをするのではなく、「必要な場にいる」「丁寧に整った姿でいる」「余計なことをしない」事で生まれてくる。
  • 存在感に必ずしも言葉は必要ない。
  • 「その人の振る舞いや雰囲気からにじむ誠実さ」こういったポイントが最終的に選ばれる理由になっていく。

88.本物の存在感は、内面からにじみ出る

  • いるだけで自然と注目を集める人の本当の存在感は、普段の姿勢や生き方そのものからにじみ出てくるもの。
  • 本物の存在感を身につけるためには、見た目や振る舞いだけではなく、内面を磨くことも重要。
  • 「黙っていても存在感がある」とは、その人の確かな実績、目の前のことへの揺るぎない覚悟、そしてそこから生まれる自信が、言葉を超えて人に伝わる状態。

89.答えを急がず、まずは「聞く」に徹する

  • 本当に選ばれる人は、会議や相談の場等で、答えを急がず、「聞くこと」に徹する。
  • まずは「聞くだけ終わる」という姿勢が、相手を安心させ、信頼を得る大きな一歩になる。
  • 相手が話すうちに自分自身で答えにたどり着けることもあるので、選ばれる人は段階的な質問で相手の考えを引き出し、気づきを促す。
  • 自信を引き出してあげるのも「聞く力」の一部。

90.アドバイスは「良いて点→改善点」の順番で

  • 誰かに意見を伝える時、最初はその人の「できていること」を認めることが大切。
    よかった点を伝え、その上で「もっと良くするには、こういう工夫が必要だね」と続けていく。
  • 指摘をする時は、「言い過ぎない」ことも大切。
  • 指摘は簡潔に、明確に伝え、言ったら引く。これも選ばれる人の振る舞い。
  • 相手の良さを認めながら、より高い視点へ導いていく伝え方が、信頼を育て、組織を育てる。

91.叱るより未来を示す

  • 選ばれる人は、相手を傷つけるような叱責ではなく、成長のきっかけを与えるような伝え方を選ぶ。
    相手の欠点を責めるよりも、「こうなれたらもっと良くなるよね」と未来に向かう言葉をかける。
  • 大事なのは、指摘の後に必ずプラスの感情を相手に伝えること。
  • 失敗を叱るのではなく、失敗するほど挑んだ姿勢を認める。これが相手の心を動かす伝え方。

6.いないと困る人になる

「いないと困る人になる」では、主に以下のことが述べられています。

92.誰にでもできる誰もやらないことを率先してやり続ける

  • 誰もやりたがらないような「面倒くさいこと」こそ率先してやる。それが選ばれる人のさらに上をいく「いないと困る人」に共通する行動。
  • 一見面倒に見える業務の中にこそ、周囲からの信頼や経験値が積み上がっていくチャンスがある。

93.「わざわざ伝える」を丁寧に続ける

  • 何かアドバイスをもらった時に、「自分はこう受け取り、こう活かしていきたい」と自分の考えを添える人は、相手に与える印象が違う。
  • 言われた事に対して真摯に反応し、自分の学びや行動にどう繋げるかを具体的に伝えられることも、いないと困る人の共通点。
  • 「知って終わり」ではなく、「学んで行動し、さらに伝える」ことが大切。

94.遠い理想を思い描き、身近な挑戦を積み重ねる

  • いないと困る人になるには、手が届きそうで届かない存在を目標にする。
  • 高い理想を持つと、日々の小さな変化や学びにも敏感になる。この「感度の高さ」が努力の質を高めていく。
  • 夢を大きく持つからこそ、自分もそのレベルにふさわしくあろうと努力する。
    身の丈に合わせた人生では、成長の幅も限られてしまう。

95.やり抜くために「選び方」「続け方」を確立する

  • やり抜けない人の多くは、そもそも「本当に自分がやり抜きたいこと」を選んでいないことが多い。
  • 最初は「自分のためになり、自分の価値を感じること」を選ぶ。
  • 「やり抜く」とは、結果が出るまでやり続ける覚悟とも言える。
  • いくら頑張っても、成果が出なければ「やり抜いた」とは見なされない。
  • どんな仕事でも、中途半端にやっていたら、結果が出ないままあっという間に時間が過ぎていく。本気でやり抜くには最初から根性を入れてやるしかない。

96.アドバイスを盲信しない

  • アドバイスを受け入れるかどうかは、自分で決めることが大切。
    重要なのは「学びや行動にどう繋げるか」。
  • アドバイスを受ける時は「長く結果を出している人から聞き」、学ぶ準びをしてから人に会いに行く。
  • アドバイスはありがたく受け取る。しかし取り入れるかどうかは自分の責任。
  • アドバイスを受ける目的を明確にして、自分にも相手にも実りのある時間にするように心がける。

97.相手のマイナス面を包む

  • マイナス面ばかり見せている人とは、無理して付き合わず、距離を取って自分のエネルギーを守ることを優先する。
  • 相手の未熟さや弱さを責めるのではなく、マイナス面を包み込む姿勢を持つことで、自分の器を広げる練習にもなる。
  • ネガティブな感情を受け入れることが無理な時は、「この人に近づかない選択肢」をためらわず選ぶ。そうやって自分の心を守ることも、大切な決断。

98.「つながり」を続ける

  • 「つながりを続けることは恩返しになる」。本当に大切なのは、何かを「返す」事ではなく、「忘れないこと」。
  • 人は「ああ、つながっている」そう思えることが何よりの喜びになる。
  • 大切なのは過去に受けた恩を決して忘れないこと。
  • ほんの少し気づかいと行動でつながり続けることもできる。
    いないと困る人とは、そうやって「縁を育てる力」を持っている人。

99.ぬるま湯に長居しない

  • ほめられてばかりでは、人はなかなか本気にならない。特に「いまに見てろ」と思えるような指摘を受けたら、それは人生を変えるほどの火が点いたサイン。
    ぬるま湯に浸かり切ってしまうほど、怖いものはない。変化や刺激がない環境では、人は気がつかぬうちに衰えてしまう。
  • どんな辛らつな言葉でも、それを受け入れて成長できたら、自分の勝ち。
  • 変化を恐れずに成長に貪欲でいると、同世代の多くが知らない世界の扉がどんどん開かれていく。
  • 最終的に結果を出した人、変われた人のところに人は集まってくる。

100.自分のスタイルを貫く

  • 多くの人は自分でやらなくてもいい事まで背負い過ぎている。
    仕事や家庭も完璧にこなそうとすると、表情や声に焦りがにじみ出る。そうすると周囲は気を使い気軽に声をかけられなくなり、チャンスや相談の機会が減っていく。
  • どこまでが自分で責任を持って対応できる範囲か。どんな仕事ならきちんと応えられるのか。そこを把握して、受ける仕事を絞ることが余裕を生む第一歩になる。
  • “忙しそうに見せない”というのは、受けるべきものを選び、他人に任せられることは任せ、限られたリソースを最適に使う。そして焦ることなく、いまできることに集中する。その姿勢がいないと困る人には欠かせない。

最後に

本書で紹介されている100の習慣は、自分を○○するためのテクニックやマニュアルではなく、もっと信頼されたい、誰かの役に立てる自分でいたい、人と温かなつながりを築きたいと願う人に異付きを届けてくれる内容になっています。
まずは、実践できることから取り組んでみるものいいいかと思います。

詳しくは、本書をご覧ください。

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