今回紹介する本は、『「お金の増やし方のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた(藤吉 豊、小川 真理子 著 日経BP)』です。
本書は、お金の増やし方の名著「100冊」のエッセンスを1冊にまとめたものです。
本書は、以下の構成になっています。
- 100冊集めてわかった本当の大切な「8つのルール」
- 100冊がすすめる効率よくお金を増やす「12のコツ」
- 損をしないために知っておきたいメリット・デメリット「10のポイント」
- お金のプロたちの考え方には、共通点があり、プロの多くが認めるお金の「増やし方」「貯め方」「使い方」を「大事な順に」紹介されている。
- 著者は以下のようにも述べている。
- 1回しか紹介されていないノウハウよりも、複数の本に紹介されているノウハウを先に身につけた方が大切なお金を無駄にしなくて済む。
- 共通のノウハウを意識して、貯蓄や投資を始めたほうが、成果に結びつきやすい。
- 100冊集めてわかった本当の大切な「8つのルール」(ランキング1位~8位)
- 100冊がすすめる効率よくお金を増やす「12のコツ」(ランキング9位~20位)
- 損をしないために知っておきたいメリット・デメリット「10のポイント」(ランキング21位~30位)
- その他
- 最後に
100冊集めてわかった本当の大切な「8つのルール」(ランキング1位~8位)
『100冊集めてわかった本当に大切な「8つのルール」』では、主に以下のことが述べられています。
1位 「分散投資」でリスクを減らす
- 資産・銘柄を分散させる
- 海外にも投資する
- 積立投資をする
- 投資のリスク
- リスクが大きい
- 価格変動の振れ幅が大きい。
大きな収益が期待できる一方、大きな損失を被る可能性も高い。
- 価格変動の振れ幅が大きい。
- リスクが小さい
- 価格変動の振れ幅が小さい。
大きな収益は期待できないが、大きな損失を被る可能性は低い。
- 価格変動の振れ幅が小さい。
- リスクが大きい
- 投資のリスクを減らす方法が分散投資
- 分散する対象は主に次の4つ。
- 資産の分散
株式・債券等種類の異なる資産の組み合わせ - 銘柄の分散
株式であれば、A社、B社、C社の株を保有する。 - 地域の分散
複数の国や地域に投資する。 - 時間の分散
購入するタイミングを分けて投資する。
- 資産の分散
- 分散する対象は主に次の4つ。
資産・銘柄を分散させる
海外にも投資する
積立投資をする
2位 「投資信託」で手堅く運用する
- 「アクティブファンド」より「インデックスファンド」
- 好きなタイミングで売買したいなら「ETF」
- 「毎月分配型」はえらばない
「アクティブファンド」より「インデックスファンド」
- インデックスファンド
指数に連動して運用。指数と同じような値動きをする。 - アクティブファンド
指数を上回る運用成績を目指す。
- 多くのアクティブファンドの運用成績は、インデックスファンドをした回っており、かつ手数料も高い。
好きなタイミングで売買したいなら「ETF」
- ETF
上場投資信託。証券会社で株式と同じように売買できる投資信託。 - 投資信託とETFの主な違いは次の4つ。
- 販売元の違い
- 取引の違い
- ETFの取引価格は株式投資のようにリアルタイムで値動きする。その価格をみながら、買いたい価格で1日何回も取引できる。
- 投資信託は、1日1回算出される「基準価額」で取引する。
- 基準価額は注文した翌営業日に公表されるので、今日購入してもいくらで購入したか翌日にならないと分からない。
- 1日1回しか購入できない。
- 手数料の違い
ETFの方が購入手数料や信託報酬が比較的安い。 - ETFは積み立てができない
ごく一部を除き積立購入できない。
「毎月分配型」は選ばない
- デメリット
- 運用状況によって分配金額が変わったり、分配金が支払われないことがある。
(利益が出ていない場合、元本を削って分配金に回す場合もある) - 手数料が高くなりやすい。
- 複利効果が働きにくい。
- 分配金にはその都度税金がかかる。
- 長期的な資産形成には不向き。
- 運用状況によって分配金額が変わったり、分配金が支払われないことがある。
3位 誰にもある「無駄な支出」を今すぐ減らす
- 「何にいくら使っているか」をざっくりつかむ
- まず固定費から見直す
- 「欲しいもの」ではなく、「必要なもの」を買う
- 貯蓄・投資分は先取りする
- 支出見直しをすすめる理由
- 無駄な支出を減らすことは、誰にでもできる。
- 収入を増やすより、支出を減らす方が容易
- 「稼ぐ」は時間がかかるが、「使わずに貯める」はすぐに成果が出る。
- 市場や相場はコントロールできないが、節約は自分の力でコントロールできる。
- 固定費を減らせば、継続的に支出を抑えられる。
- 節約によってできたお金を投資に回せば、資産が増える。
「何にいくら使っているか」をざっくりつかむ
- 家計簿をつける。
- 領収書(レシート)をもらってとっておき、1ヶ月分を見直す。
- レシート(クレジットカード明細)を見直すだけでも効果がある。
まず固定費から見直す
- 毎月の支出額が減ると「節約効果」が長く続く。
「欲しいもの」ではなく、「必要なもの」を買う
- 変動費を減らすポイントは、「必要なものに優先的にお金をつかう(欲しいものは後回し)」。
- 変動費を減らすコツ。
- 意味のない飲み会や外食を減らす。
- 必要ないのなら、コンビニには立ち寄らない。
- 買い物の回数を減らす。食材は安い時にまとめ買いをする。
- 図書館を利用する。
- お弁当や飲み物を持参する。
- 日用品の購入は会員割引のあるお店を活用する。
- リユースショップやフリマアプリを活用する。
- お金がかからない趣味や娯楽を見つける。
- スポーツジムには入会せず、公共施設を利用する。
- セール価格まで待つ。
貯蓄・投資分は先取りする
- 「貯蓄分や投資分を先取りし、残ったお金で生活する」ほうが、お金を増やすことができる。
4位 老後資金は「iDeCo」で増やす
- 掛金は、加入者が自由に決める(上限あり)
- 金融商品は自分で選んで組み合わせる
- ライフプランに合わせて受け取り方を決める
- 60歳から75歳までの間に受け取れる。
受け取り方には「一時金(一括)」と「年金(分割)」がある。 - iDeCoの主なメリット
- 3つの税制優遇がある。
- 掛金の全額が所得控除の対象
- 運用で得た収益も非課税
- 受け取る時は、一定額まで非課税
「一時金」で受け取る場合は「退職所得控除」、「年金」で受け取る場合は「公的年金控除」が適用される。
- 転職や退職をしても運用を継続できる。
- 3つの税制優遇がある。
- iDeCoの主なデメリット
- 60歳になるまでは原則として受け取れない。
- 基本的に途中脱退・解約できない。
- 将来受け取れる額が確定しているわけではない。受け取れる額は運用成績で変わる。
- 金融商品の中には、元本が確保されていないものが多い。
- 各種手数料がかかる。投資信託は「信託報酬」も発生する。
掛金は、加入者が自由に決める(上限あり)
- 自分で設定した控除額を積み立てていく。
金融商品は自分で選んで組み合わせる
- 元本確保型(定期預金等)と価格変動型(投資信託)がある。
ライフプランに合わせて受け取り方を決める
- 原則「60歳以降、75歳に達するまでに受け取りを開始」できる。
但し、60歳から受け取るには、60歳までにiDeCoに加入していた期間(通算加入者等期間)が10年以上必要。 - iDeCoの受け取り方法
- 一時金として、一括で受け取る。
75歳になるまでに一括で受け取る。 - 年金として分割で受け取る。
5年以上20年以下の期間で、分割して受け取る。 - 一時金と年金を組み合わせる。
一部を一時金として、残りを年金として分割で受け取る。
- 一時金として、一括で受け取る。
5位 「売り時」は先に決めておく
- 損切りはお早めに
- 「リバランス」でリスクを抑える
- 投資は「買い時」よりも、「売り時」が難しい。
- 売り時の主なタイミング
- 目標額に達したとき。
- ライフイベントが発生し、まとまったお金が必要になったとき。
- 保有する銘柄のリスク過大になったとき。
- 長期的に値上がりが期待できないとき。
- 大きなリターンを見込める銘柄が他に見つかったとき
- 資産のリバランスをするとき
損切りはお早めに
- 購入時より価格が下がり、損失が生じている時は、早めに「損切り」して、違う金融商品を購入した方がいい結果につながることがある。
- 損切りすると、小さな損はするが、「大損」を回避できる。
- 損切りの主なメリット。
- 損失の拡大を食い止めることができる。
- 売却したお金で新たな投資ができる。
大事なのは自分なりの損切りの基準を作っておくこと。
「リバランス」でリスクを抑える
- リバランス
価格変動によって崩れた資産配分を元の比率に戻すこと。 - リバランスの方法
- 資金を追加せず、運用資産内でリバランスする。
- 新たな資金を追加する。
- リバランスは、「半年毎」や「1年毎」定期的に行うと効果的。
6位 「リスク」は恐れ過ぎず、取り過ぎない
- 「自分の許容度」を考える
- 生活資金は投資に絶対回さない
- 世の中に「うまい話」はない
- 投資の世界のリスクは「予想できない」という意味を含む。
- 主なリスク
- 価格変動リスク
価格が変動することにより、投資した資産の価格も変動する。 - 信用リスク
債券や株式の発行元が財政難や経営不振に陥いると株式の価値がゼロになったり、債券であれば元本や利子の支払いが行われなくなったりする可能性がある。 - 為替変動リスク
為替相場の影響で、資産価値が変動する。 - 金利変動リスク
金利が変動すると、資産価値も変動する可能性がある。 - 流動性リスク
売りやすさ、買いやすさのこと。 - カントリーリスク
投資した国の政治状況や経済状況が不安定になると、資産の価値が変動する可能性がある。
- 価格変動リスク
「自分の許容度」を考える
- 立ち直れないほどのダメージを受けないためには、自身の「リスク許容度」を知っておくことが大切。
- リスク許容度に合わせて、金融商品を選ぶことが重要。
生活資金は投資に絶対回さない
- 「余裕資金で投資する」「生活資金を投資に回さない」のが基本。
世の中に「うまい話」はない
- 「うまい儲け話はない」のが投資の世界。
7位 「持ち家」のメリット・デメリットと住宅ローン
- 持ち家と賃貸のメリット・デメリットを知る
- 購入するなら、考えるべきは「リセールバリュー」
- 無理のない「返済プラン」を立てる
持ち家と賃貸のメリット・デメリットを知る
「購入価格が家賃の200倍以下なら買ったほうが得」という法則がある。
購入すなら、考えるべきは「リセールバリュー」
物件選びの注意点として「購入後も資産価値が下がらない(もしくは上がる)物件を購入」する。
無理のない「返済プラン」を立てる
- 住宅ローンの金利タイプは3つある。
- 固定金利型
- 借入期間中の金利は変わらず固定される。
- 完済するまで同一の返済額が続く
- 変動型と比べると、通常金利は高めに設定されている。
- 変動金利型
- 借入期間中の金利は定期的に見直しされる。
- 毎月の返済額は5年ごと見直しされる。
- 市場金利が上がると、住宅ローン金利も上昇する。
- 返済総額が最後まで確定しない。
- 月々の返済額が大きくなったり、小さくなる可能性がある。
- 多くの金融機関で返済額の上限が「現在の返済額の125%まで」と定められており、変更前の返済額の125%の範囲内までしか上がらない。
- 固定金利選択型
- 最初の数年間は金利変動がなく、固定期間の終了後は次の金利タイプをあらためて選択する。
- 固定金利の期間が短いほど金利は低い。
- 固定金利型
- 無理のない返済プランを立てるポイント
- 頭金は、住宅購入価格の「10%~20%程度」が一般的
- 購入諸費用や維持費を考慮しておく
住宅購入の際の税金、手数料、購入後の固定資産税や維持費が発生する。 - 毎月の支払額の目安は「手取りの25%以下」にする。
一般的に住宅ローンの年間返済額は「年収の25%以内」が目安。 - 繰上げ返済をして、1年でも早く完済する。
マネー本の著者の多くが「返済期間は60歳まで(長くても65歳)がメド」と述べている。
8位 生命保険は「正しく」入る
- 生命保険の4つのタイプを理解する
- 医療保険は最低限に
- 貯蓄と保険は分ける
- マネー本の著者の多くが「日本人は保険に入りすぎている」「生命保険は正しく入らないと損をする」と指摘している。
生命保険の4つのタイプを理解する
- 死亡保険
- 保険の対象者が亡くなったとき、又は高度障害状態になったときに支払われる保険
- 生存保険
- 契約時に定めた満期日まで生存していた場合に支払われる保険
- 生死混合保険
- 「死亡保険」と「生存保険」を組み合わせた保険
- 一定期間中に被保険者が死亡した場合は保険金が支払われ、ある一定期間まで生存していた場合は生存保険金が支払われる保険
- その他の保険
- 病気やケガで入院や手術に備える「医療保険」「がん保険」などがある
医療保険は最低限に
マネー本100冊には「医療保険の見直し」をすすめる意見が目立った。
理由は「高額療養費制度を利用すれば、治療費の自己負担額を抑えられる」「貯金でまかなうほうがお金の負担が少ないこともある」
貯蓄と保険は分ける
マネー本の著者の多くが「貯蓄と保険は別々に考えるべき」「資産形成のための手段として、貯蓄型保険は向かない」と考えている。
100冊がすすめる効率よくお金を増やす「12のコツ」(ランキング9位~20位)
『100冊がすすめる効率よくお金を増やす「12のコツ」』では、主に以下のことが述べられています。
9位 お金持ちになりたければ投資をする
- 労働だけではお金持ちにはなれない
- 「銀行に預けているとお金が減る」こともある
- お金をうまく働かせることが豊かな老後の秘訣
- 投資をすすめる理由
- 自分が働いているだけではお金持ちにはなれない
- 銀行に預けているより利回りがいい
- 日本円の価値が下がっている
- お金持ちは資産のほとんどを投資で稼いでいる
- 投資で得た利益にかかる税金は20%
労働だけではお金持ちにはなれない
「資産を持っている人は、よりお金持ちになれる。労働でしか収入を得られない人はいつまでもお金持ちになれない」ことを、トマ・ピケティは証明した。
「銀行に預けているとお金が減る」こともある
「銀行に預けておくと、インフレによりお金の価値が下がる」「銀行に預けているだけでは金利が低くお金は増えない」
お金をうまく働かせることが豊かな老後の秘訣
老後に困らないようにお金に働いてもらうことが大切。
10位 「指数」「指標」をチェックする
- 投資の成功には指数・指標のチェックが不可欠
- 日経平均株価で市場の大きな流れをつかむ
- PERが低い株を買う
- 指数:基準になる数字
- 指標:投資を判断したり、評価したりする際の目安になるもの
投資の成功には指数・指標のチェックが不可欠
経済指標により、市場予想との差で株価が変動する。
日経平均株価で市場の大きな流れをつかむ
景気がよければ株価も上がるため、日経平均株価が上がれば景気が上がっていく。
PERが低い株を買う
- PER
- 株価収益率のことで、株の「お得感」を測る指標。
- 株価を1株当たりの純利益(1株益:当期純利益÷発行済株式数)で割って算出する。
- 計算式
PER=株価÷1株当たりの純利益 - PERは数字が低いほど割安。
- A:株価2,000円÷1株益200円=PBR10倍→1株価の10倍
- B:株価1,000円÷1株益200円=PBR5倍→1株価の5倍
- PERのポイント
- 株式市場のPERはだいたい10~20倍で推移
- 近年は15倍程度が標準的。
- 成長期待が大きいと数字が高めになる。
(成長している会社なら、少し割高でも買おうという心理が働く) - 一般的にはなるべくPERの低い銘柄を選ぶ。
11位 NISAで運用益を非課税にする
- 「つみたて投資枠」と「成長投資枠」を選ぶ
両方活用できるので、非課税で運用できる額が多くなる。
12位 感情に流されない
- 執着を手放す
- 大きすぎる欲が大損のもと
- 「失敗」は学びの機会
- 投資で思うようにお金を増やせない原因が、人の心理傾向や感情のコントロールであるケースが多い。
- コントロールしたほうがいい3つの感情
- 執着心
- もっと儲けたいという欲
- 失敗(損失)を怖がる心
執着を手放す
- 株価が下がり続けているのに「いつかは値上がりするだろう」と手放せず、そのまま保有を続け、値が上がらず塩漬け状態になるケース。
- ひとつの商品に固執すると、他の魅力的な商品に目がいかず、機会損失にもつながる。
大きすぎる欲が大損のもと
- 自分が買った株が上がり始めると「もっと上がる」「もう少し待てばもっと儲かるかも」と持ち続け、結局は反落して損をするケースがある。
欲をかいたばかりに売り時を逃してしまう。 - 失敗しないためには
- 常に冷静でいようと心がける。
- 大儲けしようとしない。
- 損をしないうちに利益を確定する。
「失敗」は学びの機会
失敗するのは当たり前と考え、失敗を乗り越え、バネにすることが大切。
13位 「複利の力」でお金を増やす
- 長期運用で「複利」の効果を味方につける
- 元本が倍になるタイミングは「72の法則」でわかる
長期運用で「複利」の効果を味方につける
- 複利の効果を高めるポイント
- 配当を受け取らずに再投資すると複利の効果が得られる。
- 複利の効果はすぐにはでないので、焦らずに時間をかけてお金を育てる。
- 預ける期間が長いほど利息が増えるスピードは加速するので、できるだけ早く投資を始める。
元本が倍になるタイミングは「72の法則」でわかる
72÷金利=元本が2倍になるまでの年数
14位 お金が貯まる人に共通する「ある習慣」
- お金の使い方のルールを決める
- 寄付をする
- 住まいは常に整理整頓を
- 働き過ぎない
お金の使い方のルールを決める
使い方を決めるのは、使い過ぎを防ぐため
寄付をする
寄付をするのは「人とのつながりを大事にするため」「貢献することでしか得られない喜びがあるため」などが理由。
住まいは常に整理整頓を
- 住空間の整理整頓に心がける
- 片づける
- ものとお金が見える化される
- スッキリ空間の心地よさに目覚める
- わが家のモノの適正量がわかる
- 「本当に必要なモノ」と「好きなモノ」がわかる
- お金遣いにムダがなくなり、家計にゆとりが出る
- お金が貯まり始める
- 職住近接にする
5つのメリット
(通勤時間カットでできた時間やお金を自由に交換できる)- 残業にあてて仕事量をこなす
- 英気を養い、翌日のパフォーマンスにつなげる
- 通勤の疲れが少ないので、仕事のクオリティが上がる
- 人脈形成にあてて仕事の幅を広げる
- 仕事の知識や教養など勉強時間にあてる
働き過ぎない
- お金持ちになるには時間を効率的に使うことが大切で、そのためには「働き過ぎ」を避けるべき。
- 世界で成功している多くの人は「ワークライフバランス」を重視している。
- 成功した人たちが週末にしていること
- 本を読む
- 家族と一緒に過ごす
- フィットネスをする
- よっく食べて眠る
15位 不動産投資も視野に入れる
- 実物の不動産への投資は「他人の資本」で
- 新築ワンルームマンション投資は要注意
- 少額から始めたい人はREITを活用する
- 不動産投資は2つに大別できる
- 不動産そのもの(実物)を買う方法
- REITに投資する方法
実物の不動産への投資は「他人の資本」で
- 不動産を買って利益を得る方法
- キャピタルゲイン
不動産を購入し、値上がりしてから売り、売却益を得る。 - インカムゲイン
購入した不動産に人に住んでもらい、家賃収入を得る。
- キャピタルゲイン
- 多くの場合、銀行から融資を受けて物件を買う。つまり他人の資本で投資ができる。
新築ワンルームマンション投資は要注意
新築マンションは買った時が一番高く、買ったらすぐに価値が下がる。
少額から始めたい人はREITを活用する
- REITのポイント
- 証券取引所に上場しており、株式のように証券会社を通じて売買できる。
- 一般の投資信託のようにいろんな商品がある。
- 数万円から投資できる。
- 実際の不動産は持てない。
- 元本や分配金は保証されない。
16位 何をするにもまずは「貯蓄」から
- 「自然にお金が貯まるしくみ」をつくる
- 収入の20%~30%を貯蓄する
- 貯蓄の目的は「ある程度まとまったお金をつくり、投資するため」「予期せぬ出来事に備えるため」「将来に備えるため」
「自然にお金が貯まるしくみ」をつくる
給料から毎月自動的に一定額が天引きされると、自然とお金が貯まる。
収入の20%~30%を貯蓄する
おおよそ収入の20%~30%貯蓄に回すことが推奨されている。
17位 「金利の高い借金」はしない
- 借金は慎重に
- 返済の優先度は金利で決まる
- 「していい借金」と「してはいけない借金」がある。
- していい借金
- 住宅ローン
- 不動産投資
- してはいけない借金
- 銀行系のカードローン、消費者金融やリボ払いなどの高い金利の借金
- お金を生まないぜいたく品(高級車等)
- していい借金
借金は慎重に
- 借金をするときの注意点
- 無理のない返済計画を立てる。
- 借りすぎない。
- 返済困難になるのを避けるため、住宅ローンは物件価格の最低10~20%の頭金を用意する。
- 必ず返す。
- 身の丈以上は絶対に借りない。
返済の優先度は金利で決まる
複数の借金がある場合は、金利の高いところから返済する。
18位 株式投資は「情報集め」から
- 決算書の数字の変化を見る
- ネット情報は慎重に
- しっかりと投資先の情報収集をする。
決算書の数字の変化を見る
- 決算書
各社のホームページに掲載。業績を知ることができる。 - IR情報
各社のホームページの「IR情報」でまとめられている。 - 会社四季報
業績、株式市場の評価、業績予想等が書かれており、年4回の発行。 - ネット証券のホームページ
ネット証券では、企業情報も充実している。
ネット情報は慎重に
ネット情報はソースが不確かなものもあるので、確実な情報とわかるまでは信用しない。
19位 キャリアアップで収入を増やす
- 自己投資で「自分」という資本を伸ばす
- 仕事で自分の価値を上げる
自己投資で「自分」という資本を伸ばす
- 20代、30代の若いときは、働いてお金を得る。
- 資格取得などに投資してキャリアアップを目指す。
金融商品に投資する前に、自己投資をする。
仕事で自分の価値を上げる
マネー本の中には「お金」のためではなく、「個人の価値を上げるために働く」ことを推奨する本もあった。
20位 「税金の知識」でお金の貯まり方が変わる
- 自分が払っている税金・社会保険料を意識する
- 控除できるものはすべて控除する
自分が払っている税金・社会保険料を意識する
- 所得税
- 課税所得がおおくなるほど、税率が高くなる。
- 所得税額=課税所得×税率-控除額
- 住民税
原則、所得に対して税率は一律10%。
控除できるものはすべて控除する
「所得控除」をうまく使う。
損をしないために知っておきたいメリット・デメリット「10のポイント」(ランキング21位~30位)
『損をしないために知っておきたいメリット・デメリット「10のポイント」』では、主に以下のことが述べられています。
21位 最後は「自分のアタマ」で考えて決める
- 銀行や証券会社の言いなりにならない
- 投資を決断する時に気を付けるポイント
- 銀行や証券会社の言いなりにならない
- 理解できるものに投資する
投資するときは、自分の頭で理解できたものだけにする - 他の人の意見だけで決めない
投資は自己責任。最終的に自分の判断で決める。
22位 お金持ちになりたければ「お金の勉強」は不可避
- 投資するなら1に勉強、2に勉強
- お金の勉強が必要な理由
- お金の知識が人生を決める
- 自己投資がいちばん大きなリターンを生む
- 成功する人は常に研鑽を怠らない
- 勉強しなければ、儲けられない
- お金持ちになるために勉強しておいた方がいい分野
- 貯蓄
- 投資
- 保険
- 年金
- 住宅
- 相続
- 税金
- 会計
- 法律
- どうやって勉強すればいいか
- 「お金の基本」がわかる本を読む
- 「お金持ちになった人」の本を読む
- 「お金のセミナー」に参加する
- お金について学べる「学校」に通う
- お金について学べる「仕事」に就く
23位 「自分にあった」金融機関を選ぶ
- 投資コストはできるだけ抑える
- 証券会社選びのポイント
- 手数料の安さ
- ツールやアプリの使いやすさ
- 商品ラインナップの豊富さ
24位 今すぐ行動する!
- 少額でもいいので金融商品を買ってみる
- マネー本の著者たちは「投資をすぐ始める」ことを推奨している。
- 早く始めた方がいい3つの理由
- 「時間」を味方につけることができるから
投資期間が長いほど、お金を増やしやすいと言われている。 - 株価は上がり続けているから
歴史的に見ても株価は上昇し続けている。 - 経験が積めるから
早く始めることで、多くの経験を積むことができる。
- 「時間」を味方につけることができるから
25位 リスクを減らしたいならまず「国債」
- 「変動10年」なら物価に合わせて金利が変わる
- 多くのマネー本で「リスクが低い」「安全」「元本割れがない」金融商品として紹介されていたのが「国債」(個人向け国債)
- 個人向け国債のメリット
- ひと口1万円の少額から購入できる。
- 年率0.05%の最低金利の保証がある。
- 元本割れがない。
- 保有1年を過ぎたら換金できる。
- 個人向け国債のデメリット
- 株式投資に比べるとリターンが低め
- 満期より前に中途換金すると、受け取れる利子が少なくなる。
- 預金とは違い簡単に換金できない。
- マネー本ですすめられていたのは「変動10年」
26位 配当金と株主優待を狙う
- 株式投資の魅力は値上がり益だけではない。
- 株式投資の魅力は3つある。
- 値上がり益
- 配当金
- 株主優待
27位 外貨預金には特有のリスクがある
- 為替の変動に伴うリスクと手数料を知っておく
- 「外貨預金」は「為替変動リスク」がある。
- 外貨預金の特徴
- 円を外貨に交換して預ける。
- 預けた時より円安になると有利
- 為替相場の動きで損をすることもある。
- 基本的に円と外貨を交換するときに外貨手数料がかかる。
- 預金保険制度の対象ではないので、預け先の銀行が破綻すると保証されない。
- 利息が外貨でつく。
- 外貨預金を運用する際の2つのポイント
- リスクと手数料を知っておく。
- 為替相場に敏感になる。
28位 FXはハイリスク・ハイリターン
- 投資初心者にはFXはおすすめしない
- FXの取引では、異なる国の通貨を交換・取引することで、為替レートの変動による差で儲ける。
円高ドル安の時にドルを買って、円安ドル高のときに売るとその差が利益になる。 - FXの主な特徴
- ほぼ24時間取引ができる。
FX市場は世界各国にあるので、平日は24時間市場が開いている。 - 最大25倍までレバレッジが効く
FXでは最大で証拠金の25倍まで取引ができる。
(1万円の証拠金を預けた場合、25万円分の取引ができる) - 金利差を利用した「スワップ・ポイント」がある。
「スワップ」とは交換のこと。
「スワップポイント」は2国間の金利差から得られる利益のこと。
低金利の通貨を売って高金利の通貨を買うと、保有している間は金利差分利益を得られる。
- ほぼ24時間取引ができる。
- 初心者がFXに手を出すリスク
FXはハイリスク・ハイリターン投資。 - FXを始める際の注意
証拠金を多く入れて、外貨を少しだけ買う「低レバレッジ戦略」から始める。 - 投資の初心者はFXには手を出さないこと。
29位 クレジットカードは「使い方」が10割
- 1回払いが基本。引き落とし口座の残高不足に注意。
- クレジットカードの3つのメリット
- 現金がなくても買い物ができる。
- 利用履歴が残り、家計管理しやすい。
- ポイントが貯まる。
- クレジットカード利用の3つの注意点
- 支払いは1回払いにする。
- クレジットカードは2枚までにする。
- 引き落とし口座の残高不足に気を付ける。
30位 米国株投資を始める
- 経済成長と株価の長期的な値上がりが期待できる。
- 米国株をすすめる3つの理由
- 長期的な値上がりが期待できる。
- 世界の時価総額のランキング上位はアメリカ企業が多数。
- アメリカの経済的な成長が期待できる。
- 米国株の選び方
マネー本ですすめられていたのは、全米株式やS&P500などに投資するインデックスファンド。
その他
- 幸福になれる8つのお金の使い方
- モノではなく経験を買う。
- 自分のためではなく、他人の利益のために使う。
- 少数の大きな喜びではなく、多数の小さな喜びに使う。
- 期間や延長や保障にお金を使わない。
- 支払いを先延ばしにしない。
- 買ったものが生活をどう向上させたか振り返る。
- いつまでも買ったものを比較しない。
- 他人の幸福に細心の注意を払う。
最後に
既に知っていて実行している内容のものもありました。
この本の30位までに書かれている内容は、マネーに関する100冊の本に書かれているものなので、それなりに説得力はあるものと思われます。
本を読んだだけで実行しなければお金は増えないので、まずは今実行していない内容のもので、実行できそうなところから取り組んでみたいと思います。

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