『55歳から始める最高の人生』

本の書評(おすすめの本)

定年までの期間が半分を切り、残りの期間の方が短くなってきましたので、タイトルに惹かれて読んでみました。

その本は、「55歳から始める最高の人生」(川北義則著 三笠書房)


本書は、以下の6部構成になっています。

  1. 男は「死ぬまで働きなさい!」
  2. 人生、ここからがいちばんおもしろい!
  3. いつまでも元気な「心と体」をつくる
  4. 「生活を見直す」と、毎日がもっと豊かになる!
  5. 五十代だからこそ大切にしたい人づきあい
  6. 六十代、七十代‥‥‥をもっと楽しむために

1.男は「死ぬまで働きなさい!」

『男は「死ぬまで働きなさい!」』では、主に以下のことが述べられています。

  • 仕事、趣味、ボランティアとやることはまだある。
  • 50歳から絶対にやっておくべきこと。
    *定年後に向けた準備を始める。
     →・暇にならないことを目標に人生の計画を立てる。
       (暇すぎても病気になる)
      ・真の暇とは好きなことを自由にすること。
       (何もしないことではない)
  • 一生もののスキルを磨く。
    *仕事だけでなく、趣味でもいい。
  • 50代になったらいつまで働くのか、次の人生をどう過ごすのかを決め、55歳から実行する。
  • 資格は「自分自身への投資」、55歳から次の人生でやりたいことの勉強を徹底的にやる。

2.人生、ここからがいちばんおもしろい!

「人生、ここからがいちばんおもしろい!」では、主に以下のことが述べられています。

  • 50代は新しい世界へ踏み出す時期
  • 「没頭できるもの」を持っているか。
  • 自分の強みを生かせ。
  • 一人遊びのすすめ、一人旅は自分を見つめ直せる。

3.いつまでも元気な「心と体」をつくる

「いつまでも元気な「心と体」をつくる」では、主に以下のことが述べられています。

  • 長生きすると幸福度が増す。
    *幸せな人ほど長生きする。
    *長寿と幸福は相関関係にある。
    *ポジティブ思考でいること。
  • 脳は、使えば使うほど若返る。
  • 人との関係でも、健康でも、自分の能力発揮でも、笑った方がいい結果が出る。
    (いつでも笑顔で)
  • 料理をすると脳が活性化する。
  • 良い眠りのための6つの注意点
    ①規則正しい生活をする。
    ②日中は体を動かす。
    ③食事に留意する。
    ④ストレスを溜め込まない。
    ⑤寝る前にはリラックスする。
    ⑥快適な睡眠の環境を整える。

4.「生活を見直す」と、毎日がもっと豊かになる!

『「生活を見直す」と、毎日がもっと豊かになる!』では、主に以下のことが述べられています。

  • 一人暮しに劇的な変化を生むヒント、交友関係、住む場所、お金等、「暮らしに劇的な変化を生む」ヒントについて。

5.五十代だからこそ大切にしたい人づきあい

「五十代だからこそ大切にしたい人づきあい 」では、主に以下のことが述べられています。

  • 友人、夫婦等の付き合い方について

6.六十代、七十代‥‥‥をもっと楽しむために

「60代、70代‥‥‥をもっと楽しむために」では、主に以下のことが述べられています。

  • これからの人生を悔いなく過ごすためにまずすべきこと。
  • リタイヤ後を見据えて、新しい趣味や遊びを見つける。
    (一人で楽しめる趣味を見つける)
  • リタイヤ前から友人の作りやすい趣味や習い事を持つ。
  • 介護問題を話しておく。

最後に

本のタイトルに興味を持って読んでみました。
キャリアの構築の仕方についての他に、健康面、家族を含めた人づきあい、介護、お金の話等、幅広く書かれていました。
もう少し、定年後のキャリアの構築の仕方について、詳しく書かれていると良かったと思いました。

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